胃腸炎に有効な食事10選
嘔吐と下痢の症状が出る方が多い胃腸炎ですが、そんな時はどのような食事が効果的なのでしょうか?
そこで今回は、胃腸炎に有効な食事10選について、ご紹介していきます。
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目次
胃腸炎に有効な食事
経口補水液
まだ食事ができない段階で、栄養と水分だけは摂りたい場合は、経口補水液を飲んでください。
大塚製薬工場から販売されている経口補水液「OS-1」は、胃腸炎で弱った胃腸にもとても優しく水分を補給してくれます。
一時的な食事代わりに、十分有効な飲み物ですよ。
果物とヨーグルトを混ぜたもの
軽い食事から試したい方は、バナナやりんごなどの果物をすりおろして、ヨーグルトに混ぜて食べてみてください。
果物のビタミンなどの栄養と、ヨーグルトの乳酸菌が胃腸の回復にとても良く、同時に摂取することで、体力回復にもつながります。
ただし下痢がひどい方は、ヨーグルトの摂取は控えて、果物だけにしてくださいね。
野菜スープ
野菜をなるべく細かく刻み、コンソメなどで味付けしながら煮込みます。
飲み物として野菜も摂取でき、スープなので消化不良の心配もなく、胃腸炎でも安心して食事ができます。
茹でた野菜
ビタミンが多く含まれている野菜ですが、胃腸炎のときはなるべく火を通して、茹でて柔らかくしてから食べてください。
炒めると油を使い、胃腸に負担がかかりますので、茹でることをおすすめします。
特に大根は、消化にいい酵素成分が多く含まれているため、胃腸炎の食事には取り入れたい野菜の一つですね。
生野菜を食べるなら皮なしトマト
茹でた野菜がどうしても苦手で食べられない方は、皮をむいたトマトが、一番胃腸には有効な生野菜です。
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トマトの皮は消化が悪く、胃腸炎の食事には向いていませんが、皮さえなければ、トマト本体にはリコピンなどの栄養素があり、柔らかく食べやすいので、生野菜の中でも食べやすく、胃腸炎の食事としても問題はないです。
柔らかい生地のパン
食事を作る元気がなかったり、毎朝パンを食べていて恋しくなった時には、パンも食事として食べられます。
ただし、白い食パンや柔らかいロールパンなど、柔らかく消化が良さそうなパンを選びましょう。
逆に、おかずパンやクリームたっぷりのデニッシュなどは避けてくださいね。
茶碗蒸し
茶碗蒸しは、噛まなくても食べられるうえに、具からも栄養が摂ることができ、胃腸炎の時の食事再開の第一歩として、試しやすい食事です。
茶碗蒸しに鶏肉やほうれん草などを入れると、しっかり火が通った栄養価が高いおかずにもなりますよ。
お粥
胃腸炎の際の食事として、世界から注目されているのがお粥です。
柔らかく煮込んだお米は、消化が抜群に良く、お米が持つ栄養価が高いため、胃腸炎のときには最も有効な食事と言えます。
もしお粥に卵を入れたい時は、サルモネラ菌対策として、完全に卵に火を通してくださいね。
じゃがいもと鶏肉の組み合わせのおかず
じゃがいもはビタミンCが豊富に含まれており、免疫力を高める効果があります。
そして鶏肉は、豚肉や牛肉に比べて脂分が少なく、胃腸には優しいと言われています。
鶏肉はミンチだとさらに胃で消化しやすいので、私は胃腸炎のときはよく鶏ミンチを使用します。
じゃがいもと鶏ミンチにお好みで味付けをして、柔らかくなるまで煮ると、お粥のおかずになりますよ。
うどんをアレンジ
うどんは胃腸炎の食事の中では、味のアレンジがしやすく、消化も早い食事です。
私は、いつもお味噌汁にうどんを入れ、大根や豆腐を小さめに切ったものを一緒に食べています。
うどんは胃腸に負担をかけずにたくさん食べても大丈夫な食事で、手軽に調理できるのも魅力的です。
まとめ
以上、胃腸炎に有効な食事を10種類ご紹介しました。
どれも胃腸に優しく、消化しやすいものばかりです。
冷蔵庫にあるもので簡単に作れますので、ぜひ試してみてくださいね。
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