胃腸風邪で下痢になった場合の対処法7選
胃腸風邪の主な症状は、下痢と嘔吐と発熱です。
どれもつらい症状ですが、下痢はお腹が痛くなったり、体力が消耗したり、特につらい症状ですよね・・・。
そこで今回は、胃腸風邪で下痢になった場合の対処法7選についてご紹介します。
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目次
胃腸風邪で下痢になった場合の対処法
下痢止め薬を飲まない
胃腸風邪は、細菌やウイルスが胃腸内で感染を起こしている状態です。
そして下痢をしている間は、その細菌やウイルスを体の外に出しているので、薬の力で下痢を止めてしまうと、かえって下痢が長引いてしまいます。
なので、1日に何度も下痢をするのはツラいと思いますが、止まるまで下痢止め薬は飲まずに過ごしてください。
水分補給をしっかりする
下痢をすると、体の中の水分も一緒に出してしまうので、脱水状態になる危険があります。
ですので、こまめに水分を取るようにしてください。
経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。
ただし飲み物が冷えていると、胃腸を冷やして下痢が悪化してしまうので、常温や温かいものを飲んでください。
また胃腸風邪では、嘔吐をしていることがありますが、嘔吐がひどい時は、水分を取っただけで吐いてしまいますので、飲み過ぎには注意が必要ですよ。
消化に良いものを食べる
胃腸風邪になると、胃腸はかなり弱ってしまいます。
食欲も落ちているかもしれませんが、体力を回復させるためにも、嘔吐がなければ食事は摂った方が良いです。
ただし、胃腸に優しい、消化の良いものにしてください。
消化に良い食べ物は、おかゆやうどん、野菜スープなどです。
おかゆやうどんに、半熟卵を入れて食べると、より栄養も摂れるのでおすすめです。
また、すりおろしたりんごも消化が良く、下痢の時には良いですよ。
※参考記事:胃腸風邪の際にオススメの食事5選
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お腹を温める
お腹を温めると、胃腸の働きが落ち着きます。
また、知らぬ間にお腹が冷えて、下痢を悪化させているということもあるので、お腹を温めるようにしてください。
腹巻をしたり、お腹にカイロを貼るだけで、お腹を温めることができますよ。
温かい飲み物を飲んで、体を温めるのも方法の1つですが、その場合は、胃腸への刺激のない優しい飲み物を選んでください。
また、発熱がなければ、お風呂でゆっくり体を温めるのも良いですね。
睡眠を取る
胃腸風邪にかかってすぐは、嘔吐に下痢でぐっすり寝られないかも知れません。
しかし、胃腸風邪の症状は、体力をかなり消耗させてしまいます。
なので、しっかりと睡眠を取ることで、体力も回復し、免疫力も高めることができるそうです。
眠れない時でも、横になって安静にしているだけで、体力の消耗は抑えられます。
胃腸風邪にかかった時は、ゆっくり過ごすことが回復への近道ですよ。
感染を広げない
胃腸風邪は、とても感染力の高い病気です。
ですので、トイレを使用した後は、便座を消毒するなど、感染を広げないように気を付けましょう。
胃腸風邪の消毒には次亜塩素酸が有効です。
次亜塩素酸は、ご家庭にある漂白剤に含まれているので、漂白剤を薄めて、便座を拭くようにしてください。
また子供や老人で、オムツの処理等が必要な場合は、必ず手袋をして、直接触らないようにしてくださいね。
整腸剤を飲む
最初に、「下痢止め薬を飲むのはやめた方がよい」と言いましたが、整腸剤は腸の働きを良くするのでおすすめです。
胃腸風邪で悪くなった状態の腸を、正常に戻すために整腸剤は有効です。
そして、腸内の状態が良くなれば、免疫力のアップにもつながります。
下痢に対する即効性はありませんが、回復の手助けをしてくれることは確かですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
胃腸風邪の下痢症状は、収まるまでツラいですが、細菌やウイルスを出し切るまで、頑張ってください。
胃腸風邪の対処で特に大切なことは、安静にすることと感染を広げないことです。
今回ご紹介した対処法を参考に、周りにうつすことなく、少しでも早く回復できるといいですね。
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