胃腸風邪で熱が出た場合の対処法7選
胃腸風邪にかかると、嘔吐や下痢だけでなく、熱が出ることもあります。
ただでさえ、嘔吐や下痢で苦しいのに、そのうえ熱が出ると、体力が低下してしまい辛いですよね・・・。
そこで今回は、胃腸風邪で熱が出た場合の対処法7選をご紹介していきます。
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目次
胃腸風邪で熱が出た場合の対処法
水分補給をする
熱が出ると、汗をかき、体の水分が外へ排出されます。
特に胃腸風邪の場合は、嘔吐や下痢でも水分が体の外に排出されているので、脱水症状を起こす可能性があります。
なので、水分補給はとても大切な対処になります。
熱による汗で、体の成分も一緒に排出されているので、経口補水液やスポーツドリンクを飲むのがおすすめです。
また下痢症状がある時は、冷たい飲み物を飲むと症状を悪化させてしまうので、常温の飲み物を飲むようにしましょう。
体を温める
熱が上がる時に、寒気を感じる方は多いと思います。
そんな寒気を感じた場合は、体を温めてください。
具体的には、
- 靴下を履く
- 服を着こむ
- 布団にしっかり入る
など、簡単な方法で体は温まります。
また、温かい飲み物を飲むのも効果的です。
ただし胃腸風邪の時は、胃腸が弱っているので、カフェインなどの刺激物は避けてくださいね。
こまめに着替える
熱が出ると、汗をたくさんかきます。
汗をたくさんかいた状態でそのまま過ごしてしますと、体が冷えて、風邪を引く原因となってしまいます。
また胃腸風邪の時は、下痢症状も伴うことが多いので体を冷やすと、その下痢症状がさらにひどくなってしまいます。
なので、こまめに服を着替えるようにしましょう。
特にお子さんの場合は、普段から汗をかきやすく、熱が出ると余計に汗が出るので、注意が必要ですよ。
安静にする
胃腸風邪にかかった時は、必ず安静にして、ゆっくり休んでください。
しっかり休むことが、回復への近道です。
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体が弱っているため、一度熱が下がったからと言って動き回っては、また熱が出てしまい、なかなか良くなりません。
また胃腸風邪の時は、胃腸の働きが敏感になっているので、安静にすることで胃腸の働きも抑えることができます。
「食事やお風呂以外は、寝て過ごす!」
早めに治したいなら、これぐらいの気持ちで過ごしてくださいね。
解熱薬はすぐに飲まない
胃腸風邪に限らず、熱が出ている時は、体が菌やウイルスと戦っている状態です。
そこで、解熱薬を飲んで熱を下げてしまったら、菌やウイルスが体の中に居続けてしまい、症状が良くなりません。
なので、熱が出たからと言って、すぐに解熱薬を飲まずに様子を見ましょう。
ただし、高熱が何日も続く場合や、お年寄りや赤ちゃんなど抵抗力があまりない人は、薬を飲んだ方が良い場合もあるので、気になる場合は病院を受診してくださいね。
食事で栄養をつける
嘔吐が収まったら、食事を摂るようにしてください。
熱で体力が低下してしまっている体を元気にするには、やはり食べることが1番です。
胃腸風邪の時は、胃腸も弱っているので、食事は消化のよいものを選んで食べるようにしてください。
おかゆやうどんは、消化のよい食べもので有名ですね。
そしておかゆやうどんに、タンパク質である卵や、ビタミン豊富な野菜などを加えて食べると、体の回復にさらに効果的ですので、積極的に食べてください。
参考記事:胃腸風邪の際にオススメの食事5選
栄養剤を飲む
嘔吐や下痢も収まり、少し熱が残っていてしんどい時などは、栄養ドリンクを飲むことも効果的です。
栄養ドリンクには、疲労回復に効果のある成分がたくさん含まれています。
ただし、カフェインが入っている商品もありますので、できればノンカフェインの商品を選ぶとよいでしょう。
※ノンカフェインの栄養ドリンクについては、下記の記事も参考にしてみてください。
まとめ
胃腸風邪で熱が出た場合の対処法7選についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
どれかではなく、すべての対処法を実践することが、回復への近道になりますよ。
胃腸風邪は、本当にしんどい病気です。
だからこそ、早めの対処を心掛けてくださいね。
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