蕁麻疹が毎日出る場合の対処法3選
蕁麻疹ができてしまうのはそこまで珍しいことではありませんが、蕁麻疹が毎日できるのはとてもつらいものですよね。
そこで今回は、蕁麻疹が毎日出る場合の対処法3選について解説していきます。
Sponsored Link
蕁麻疹とは?
蕁麻疹は、症状として「膨疹(ほうしん)」と呼ばれる赤い盛り上がりが皮膚にできてしまいます。
強いかゆみを伴い、中にはチクチクするような痛みがあるという人もいます。
そして蕁麻疹の原因は主に
- 食べ物や薬などのアレルギー
- 熱さ
- 冷たさ
- 摩擦などの肌への刺激
- 疲労
- ストレス
これらだと言われています。
ですが、原因となることがこの他にもたくさんあるため、なかなか原因が特定できないことも多いです。
そして、虫刺されやミミズ腫れのようになる膨疹ですが、これはなんらかの刺激を受けることで、血液の中の「血漿(けっしょう)」と呼ばれる水分が、血管からしみ出ることによりできてしまいます。
またかゆみは、皮膚の下にある「脂肪細胞」という細胞がなんらかの原因により刺激され、「ヒスタミン」というかゆみの原因になる成分を放出することにより起こります。
ヒスタミンには血管を拡張する効果もあるため、膨疹が広がる原因にもなります。
ほとんどの場合、数十分~数時間程度で膨疹やかゆみ、また痛みは消失しますが、長いものだと半日~1日程度消えないものもあり、悪化し広い範囲に広がってしまうこともあります。
蕁麻疹が毎日出る原因
1ヶ月以上も毎日のように蕁麻疹が出てしまうことを、「慢性蕁麻疹」と言います。
慢性蕁麻疹は症状が突然現れることが特徴で、何が原因であるのか特定することができないことがほとんどです。
Sponsored Link
原因が分からないため予防することもできずに、毎日繰り返してしまいます。
蕁麻疹が毎日できる場合の対処法
かくのは我慢して冷やす
蕁麻疹は強いかゆみを伴うため、我慢できずついついかいてしまいがちです。
そして、毎日強いかゆみを伴う蕁麻疹ができるとなると、かゆみに耐えきれなくなりますよね。
しかし、かゆいからといって蕁麻疹をかいてしまうと、皮膚への刺激により、脂肪細胞が刺激されヒスタミンがさらに分泌されてしまい、蕁麻疹は広がりかゆみは増してしまいます。
なので蕁麻疹ができた時は、とにかくかかないようにして、冷えたタオルなどで冷やすことでかゆみを抑えるようにしましょう。
予防してみる
蕁麻疹が毎日できるような慢性蕁麻疹の場合、蕁麻疹ができてしまう原因を特定するのはとても難しいと言われています。
ですが、ストレスや疲労など目に見えないものが原因となっていることもあります。
ストレスや疲労が蕁麻疹が毎日出る原因であるかはわかりませんが、可能性としては考えられるので、ストレスや疲労を溜め込みすぎないように気をつけてみてください。
その他にも飲酒や喫煙など、原因と考えられることはたくさんあるので、思い当たることがあれば避けるようにして対処してみましょう。
皮膚科を受診して治療
毎日のように蕁麻疹が出る慢性蕁麻疹になっている場合、早めに皮膚科を受診することをオススメします。
時々出る蕁麻疹であれば、自分で対処することもできるかもしれませんが、毎日症状が現れる慢性化した蕁麻疹は、なかなか自分では対処しきれないでしょう。
毎日できる慢性蕁麻疹の場合、皮膚科では抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などの薬が処方されることが多いです。
まとめ
蕁麻疹が毎日できるというのは、大きなストレスになります。
そしてストレスなども蕁麻疹の原因になることがあるので、毎日蕁麻疹ができるような場合は、今回の対処法を参考にして、早めに対処するようにしてください。
Sponsored Link