授乳中に蓄膿症になった場合の対処法7選
授乳中に鼻水が止まらなかったり、鼻が詰まるといった蓄膿症の症状が出てしまった場合、できるだけ薬は飲まずになんとかしたいですよね。
そこで今回は、授乳中に蓄膿症になった場合の対処法7選について解説していきます。
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目次
授乳中に蓄膿症になった場合の対処法
鼻うがい
授乳中に蓄膿症になった場合の対処法としてまず挙げられるのが、「鼻うがい」です。
鼻うがいの方法は、洗面器に水をためて、片方の鼻を穴を塞いだまま洗面器に顔をつけて水を吸い込み、そして鼻から水を出します。
これを片方ずつ3~5回繰り返すことで、蓄膿症の症状改善と予防効果が得られます。
ポイントとしては、水を吸い込んだ時に鼻がツーンとしないように、使用する水は生理食塩水がよいですよ。
また通販などで、鼻うがいの専用キットを購入できますので、そちらを試してみるのもオススメです。
ネブライザー治療
「ネブライザー治療」は、耳鼻科などでよく使われている蓄膿症の治療方法のひとつです。
ネブライザーという機械を使って薬剤を霧状にし、それを鼻から吸引します。
治療費は約1万円~2万円ほどで少しお値段は張ります。機械を購入すれば、自宅で治療を行うことも可能です。
なたまめ茶
お茶の中には、蓄膿症に効果があると言われるものがあり、その中でも「なたまめ茶」がオススメです。
なたまめ茶は文字通り、なた豆という豆から作られたお茶です。
別名「膿とりの妙薬」とも言われている「カナバニン」という成分が含まれています。
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どくだみ茶
そして、蓄膿症の症状改善に効果があるお茶として、もうひとつオススメなのが「どくだみ茶」です。
どくだみ茶は別名「十薬」と呼ばれ、万能薬ともうたわれていますが、どくだみ茶には、殺菌作用と消炎作用があると言われていて、まずこれが蓄膿症の症状を抑える働きがあります。
そして、どくだみ茶には口臭を抑えるも効果がありますので、蓄膿症により起こる口臭を緩和してくれます。
さらに、どくだみ茶の成分として紫蘇(しそ)が入っているので、紫蘇のもつ抗アレルギー効果が、蓄膿症の一因であるアレルギーを抑えてくれるのです。
免疫力を高める食材を摂る
蓄膿症は免疫力の低下でも生じる病気なので、できるだけ免疫力を高める食材を摂るようにしましょう。
たとえば、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれている
- 野菜
- 肉類
- 魚介類
- 乳製品
といったものを摂るとよいでしょう。
そして果物もビタミン・ミネラルが豊富に含まれていますが、特にミカンなどの柑橘類やいちごなどがオススメです。
蓄膿症に効くツボを押す
蓄膿症の症状の緩和、また膿の排出を促進するツボとしては、「迎香」「上星」「合谷」が挙げられます。
- 迎香:左右の小鼻の膨らんだところと頬の境界線にあるくぼみの部分を押して刺激
- 上星:眉間から上に垂直に上がった中央の髪の生え際から2cmほど入ったところを押して刺激
- 合谷:手の甲の親指と人差し指の間のくぼみあたりを長めに押して刺激
漢方薬を飲む
蓄膿症の症状改善のために、授乳中でも服用できる漢方として挙げられるのが、「葛根湯加川キュウ辛夷」「小青竜湯」です。
それぞれの効果・効能は次の通りです。
- 葛根湯加川キュウ辛夷:鼻づまりなどの症状を緩和
- 小青竜湯:くしゃみ・鼻水などの症状を緩和
まとめ
以上、授乳中に蓄膿症になった場合の対処法7選について解説してきました。
授乳中で服薬しづらい時期に、少しでも蓄膿症の症状緩和につながれば幸いです。
そしてあらゆる病気と同様に、蓄膿症も免疫力の低下が一因と言われています。
なので、できるだけ体調管理には気を付けて、健康な生活を送ることが一番の対処方法ですよ。
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