蚊が大量発生する原因2つと対処法4選
蚊が大量発生すると、網戸をしていても蚊が家の中に侵入してきてしまい、かゆくてイライラもしてきて、かなりのストレスですよね。
なぜ蚊は大量発生するのでしょうか?
そして蚊が大量発生した場合は、どのような対処が必要なのでしょうか?
そこで今回は、蚊が大量発生する原因2つと対処法4選について解説していきます。
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目次
蚊が大量発生する原因
蚊が大量発生してしまうのは、蚊が繁殖しやすい場所や環境にあると考えられます。
そこで蚊が繁殖しやすい環境や場所を理解し、ご自身の周りを一度チェックしてみてください。
庭やベランダの繁殖するため
庭やベランダは、蚊が卵を産むのに最適な環境や場所がたくさんあります。
なので、蚊が繁殖しやすく大量発生につながってしまうのです。
蚊は水の中に卵を産み、「ボウフラ」という幼虫になったのちに成虫に成長していきますが、庭やベランダには池や植木鉢の受け皿など、蚊の幼虫であるボウフラが育ちやすい所だらけなのです。
そして蚊の中には、水の中だけではなく土の中でも育つ種類もいるため、ボウフラの天敵の少ない庭では特に、蚊が大量発生してしまうというわけです。
近くに水辺や水路があるため
蚊が大量発生している場所の近くには、水辺や水路がある場合が多いです。
あまり人目につかないような水路などの蓋を開けてみると、蚊の幼虫であるボウフラがウヨウヨと大量にいて、不快な経験をされたことがあるかもしれません。
なので蚊が大量発生している場合は、近くの水辺や水路などを一度チェックしてみるとよいでしょう。
蚊が大量発生する場合の対処法
蚊が大量発生するのは、蚊が繁殖しやすい場所や環境が影響していることが分かりました。
それでは次に、蚊が大量発生する場合の対処法について解説していきます。
水が溜まるような物は撤去
庭やベランダなどに雨水などが溜まりそうな物が置いてあると、そこを蚊が卵を産む場所としてしまうため、蚊が大量発生する原因となります。
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なので、撤去できるものはできるだけ撤去しておきましょう。
特に不必要なバケツや水槽、植木鉢の受け皿や未使用タイヤ、また空き缶などのゴミなどを放置しておくのはやめましょう。
十円玉などの銅製品を投入
そしてどうしても撤去できないような溝などには、「十円玉を投入しておく」という対処法もあります。
十円玉に含まれる銅イオンの効果により、蚊の幼虫であるボウフラの発育を抑制、または死滅させることができるのです。
しかしボウフラを死滅させるためには、十円玉は1リットルあたり20枚入れる必要があります。
けっこうな量ですよね。
ただし、十円玉ではなく他の銅製品などでも同じ効果が得られるので、代用するのもよいですよ。
金魚やメダカなどの天敵を放つ
ため池などには、蚊の幼虫であるボウフラの天敵となる「金魚」や「メダカ」などを入れておくのもよいです。
金魚やメダカはボウフラを餌として食べてくれるので、蚊の大量発生を抑制することができますよ。
ちなみに、10リットルあたり約1、2匹くらいの金魚やメダカなどが必要になってきます。
そしてボウフラが大量発生している場合は、金魚やメダカには餌はやりすぎないようして、ボウフラをしっかり食べてもらうようにしてください。
蚊の嫌がるハーブや蚊よけを設置
上記の対策で蚊の大量発生を抑制してもまだ蚊がいる場合があり、特に小さなお子様がいる家庭では困りますよね。
蚊はゼラニウムやペパーミント、レモングラスなどの「ハーブ」を嫌います。
なので、庭に蚊の嫌がるハーブを植えるという方法もオススメです。
もちろん、市販の蚊よけで対策しても問題ありません。
ちなみにベトナムでは「どくだみ」を食べて、体からにおいを発することによって蚊よけをするそうです。
なので蚊によく刺されるという人は、どくだみ茶を試してみるのもよさそうですね。
まとめ
以上、蚊が大量発生する原因2つと対処法4選について解説しました。
よい天気が続き、窓を開けたくなる季節は、同時に蚊の多い時期でもあります。
気持ちのよい風が吹いているのに、窓を開けられないなんてつらいですよね。
なのでぜひ今回の記事を参考に、できれば蚊が大量発生する前にしっかり対策することをオススメします。
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