花粉症に効果的な鼻うがいの痛み・方法・注意点など
花粉症での辛い症状といえば、鼻水や鼻づまりなど、鼻の症状を挙げる人が多いですよ。
そんな花粉症での鼻の症状に効果的な、「鼻うがい」を知っていますか?
今回は、鼻うがいの痛み・方法・注意点などについて解説していきます。
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目次
鼻うがいとは?
鼻うがいはインドで昔から行われている、生理食塩水で鼻を洗う行為のことです。
鼻から食塩水を吸い込んで、口から出すというシンプルな方法なので、誰でも実践できます。
鼻うがいをすることで、鼻の中の粘膜についている花粉やホコリを取り除くことができ、アレルギーの原因を除去することができるのです。
この鼻うがいは花粉症対策だけではなく、
- 風邪
- インフルエンザ
- 蓄膿症
- 鼻づまり
- 鼻炎
これらの対策にも効果的です。
鼻うがいは痛くないの?
「プールで鼻から水を吸い込んでしまった時、ツーンとしてとても痛かった」という経験は、誰でも一度はありますよね。
あのツーンとする痛みの原因は、浸透圧のせいなのです。
人の体液と水の浸透圧には差がありますので、鼻から水を吸うと痛く感じます。
しかし鼻うがいでは、生理食塩水を使います。
なぜかと言いますと、生理食塩水は人の体液の浸透圧と近いので、あのツーンとした痛みは感じなくなるのです。
なので、鼻うがいは痛くありません。
鼻うがいの方法
1.鼻うがい用の食塩水を作る
まず、鼻うがい用の食塩水を作ります。
具体的には、水1リットルに対して、食塩9gを混ぜ合わせます。
使用する水は、ミネラルウォーターや浄水器の水が望ましいです。
0.9%の食塩水になるように、量は調節してください。
2.洗面器に食塩水を入れる
次に、洗面器など顔が入る大きさの容器に、食塩水を入れてください。
3.鼻の穴を片方塞いで、もう片方の鼻の穴から食塩水を吸う
片方の鼻の穴を指で塞いで、もう片方の鼻の穴から食塩水を吸います。
この時、水を飲み込まないように注意してくださいね。
4.洗面器から顔を出し、吸い込んだ食塩水を口から出す
洗面器から顔を出し、吸い込んだ食塩水を口から出してください。
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5.もう一方の鼻の穴も同様に行う
もう一方の鼻の穴も、この手順通りやってください。
鼻うがいの注意点
鼻うがい用の食塩水は正しく作る
鼻うがいに使用する食塩水は正しく作るようにしてください。
具体的には、
- 温度は人肌ほど
- 0.9%という濃度を守る
この2つがポイントです。
特に濃度に関しては、多少の誤差であれば問題ありません。
しかしあまりにも濃度が違いすぎると、鼻から水を吸い込んだ時と同様に、ツーンとした痛みが出てしまいますので、注意してください。
鼻うがいで水は飲み込まない
また鼻うがいの際に、水は飲みこまないようにしてください。
鼻うがいの水を誤って飲み込んでしまうと、食塩水が耳に流れてしまった時、中耳炎の危険が出てきてしまいますので。
鼻うがいの後に鼻を強くかまない
そして鼻うがいの後には、鼻は強くかまないようにしてくください。
食塩水が残っている状態で鼻をかんでしまうと、鼻の粘膜が炎症してしまうことがありますので。
市販の鼻うがいキットを使えば簡単
鼻うがいを簡単に説明すると、
- 食塩水を鼻から吸って、口から出す
これだけです。
こう言葉にすると簡単ですが、食塩水を自分で作ることが面倒などのハードルも出てきますよね。
そのような場合に助かるのが、市販の鼻うがい専用キットです。
食塩水を準備するのが面倒だったり、顔が濡れるのが嫌な場合などは、それを使うと簡単ですよ。
ちなみにオススメは、小林製薬の「ハナノア」です。
鼻うがい初心者の人でも、手軽に鼻うがいができます。
まとめ
以上、花粉症に効果的な鼻うがいの痛み・方法・注意点などについて解説しました。
鼻うがいが未経験で怖いと感じていた人も、一度試してみるとその効果を実感できます。
鼻うがいを上手に取り入れて、辛い花粉症を乗り切っていきましょうね。
※また、花粉症に関する記事は下記にまとめています。
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