花粉症で皮膚炎になった時に効く薬6選
花粉症によるアレルギーと言えば、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどがメジャーな症状ですが、皮膚炎になってしまう人もいるのです。
そこで今回は、花粉症で皮膚炎になった時に効く薬6選について解説していきます。
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花粉症でも皮膚炎は起こる
花粉症では、鼻やのど、目の症状が代表的なものですが、皮膚炎に苦しんでいる人も多くいます。
私もそうでしたが、花粉症シーズンになると肌が荒れやすく、赤くなったり、化粧水や乳液が肌にしみることもしばしばありました。
鼻をかむ回数が多いので、余計にひどくなってしまい、とても辛いのです。
それでは次に、花粉症で皮膚炎になった場合に効く薬をご紹介していきます。
花粉症で皮膚炎になった時に効く薬
ワセリン
「ワセリン」は、大人でも肌のデリケートな赤ちゃんでも使えます。
ワセリンは、原料である石油を高純度に精製して作られた、皮膚を保護する保湿剤です。
花粉が肌に付着するのを防ぐ、まるでバリアのような働きをしてくれます。
少しベタベタする手触りですが、慣れてしまえば問題ありませんよ。
アレジオン
「アレジオン」は花粉症の飲み薬として有名ですが、花粉症の皮膚炎にも有効な薬です。
基本的に花粉症の薬は皮膚炎に効くものが多いのですが、アレジオンは特に効く言われています。
皮膚のかゆみを抑えてくれますし、副作用の眠気も少ないですよ。
フルコート軟膏
フルコート軟膏は、ステロイドを含む強い軟膏です。
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花粉症の皮膚炎だけでなく、アトピーや突発性の湿疹などにも効果的です。
ステロイドを含んでいますので効果は期待できますが、副作用も多くあるとも言われています。
1週間ほどの使用は問題ないですが、長期間使用した場合、皮膚が薄くなったり、血管が透けてみえることがあります。
強い薬なので、目の周りや口元などの顔には使用は避けた方が良いでしょう。
ザイザル
ザイザルは市販薬ではなく、病院で処方されている花粉症の薬で、皮膚炎にも効果があります。
2010年に認可されたばかりの新薬ですが、花粉症の症状にはその効果が大きく発揮されていて、病院でも処方することが増えています。
皮膚炎の他に、花粉症の諸症状にも効果的で、副作用も比較的少ないとされています。
ネオメドロール軟膏
花粉症によって、目の周りの皮膚炎に悩む人もいるでしょう。
ネオメドロール軟膏は、目の周りや皮膚の弱い子どもにも使える軟膏です。
抗生物質と合成副腎皮質ホルモン剤の配合剤で、抗菌作用と抗炎症作用により皮膚のかゆみを改善する塗り薬で、眼科で処方されます。
皮膚炎により赤くなってしまい、かゆみが出ている部分に塗ることで効果が現れます。
副作用として、結膜炎などの症状が出ることがありますので、使用には注意が必要です。
プレドニン軟膏
プレドニン軟膏は、目の周りにも使える、ステロイド成分の入った軟膏です。
これもネオメドロール軟膏と同じく、眼科で処方されます。
花粉症による皮膚炎は目の周りに表れることも多く、かけばかくほどひどくなってしまいますが、その辛いかゆみを抑えるために、効果的なのがこのプレドニン軟膏です。
デリケートなまぶたにも塗ることができ、1日3回ほど塗るだけで効果も期待できます。
数日の使用では副作用は心配ありませんが、長期間使用を継続する場合は注意が必要なので、何か症状が表れた場合は医師に相談してください。
まとめ
以上、花粉症で皮膚炎になった時に効く薬6選について解説しました。
花粉症での皮膚炎は、かゆみや痛みを伴いとても辛いです。
鼻やのどの症状に比べると薬の種類も少ないですが、ご紹介していきたように効果的なものはあります。
ただし皮膚はデリケートですので、市販薬などで自分で判断がつかない場合、病院で処方してもらってくださいね。
また、その他花粉症の薬に関する情報は、下記の記事にまとめています。
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