花粉症と風邪を併発した場合の対処法
寒い冬から暖かくなってくると同時に、つらい花粉症に苦しむ人も増えてきますよね。
春先の花粉症で鼻も喉もつらいのに、さらに風邪を引いてしまったらどうすればよいのでしょうか?
そこで今回は、花粉症と風邪を併発してしまった場合の対処法について解説していきます。
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目次
花粉症と風邪が併発することはあるの?
花粉症と風邪の症状はよく似ているせいか、花粉症と風邪を勘違いしてしまう人も中にはいるようです。
違いとしては、風邪には「目のかゆみが表れることがあまりない」「鼻水が黄色でドロドロしている」「高熱が出る」といった点がありますが、花粉症と風邪との違いについては、下記に詳しくまとめています。
そして、花粉症と風邪は別のものですので、もちろん併発もします。
花粉症の人は風邪を引きやすい
毎年花粉症になるような人は、その時期は免疫力も落ちているので、風邪を併発してしまうこともあります。
鼻づまりやくしゃみなど、花粉症の症状により寝不足の人も多いでしょう。
そうなると体力が低下して、またウイルスへの抵抗力も弱まってしまいますので、普通の人より風邪を引きやすい傾向があるのです。
蓄膿症を併発する可能性もある
また花粉症と風邪を併発してしまうと、治りにくいだけでなく、蓄膿症にかかることも多く、また悪化もしやすい傾向があります。
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花粉症と風邪が併発した場合、対処を優先するべきなのは?
花粉症と風邪を併発してしまった場合は、まず風邪を治すために、十分な水分と睡眠、そしてビタミンなどの栄養分を摂取し、ゆっくり休養を取ることを優先してください。
また部屋の湿度にも気をつけ、乾燥により喉の症状が悪化しないように気をつけましょう。
薬の服用には注意
花粉症と風邪を併発してしまった場合、薬の服用には特に注意してください。
元々飲んでいる花粉症の薬の他に、さらに風邪薬を飲んでしまっては、薬の飲み過ぎとなってしまいます。
個人の判断で薬を併用してしまうことは、大変危険ですので、薬の服用に関しては、医師の指示を仰ぐようにしてください。
ちなみに花粉症も風邪も、ヒスタミンというアレルギー物質の増加が原因となり引き起こされます。
そのため花粉症でも風邪でも、処方される薬は抗ヒスタミン剤なのです。
なので、花粉症の薬と風邪薬を一緒に飲んでしまうと、通常の2倍の量の薬を飲んでしまうことになってしまうのです。
花粉症と風邪を併発してしまったら病院へ
花粉症と風邪を併発してしまった場合、なかなか個人で適切な対処を行うことは難しいです。
なので、花粉症と風邪を併発してしまったら病院へ行き、医師の診断を受けるようにしましょう。
自己判断で薬を併用することは絶対に避けてくださいね。
まとめ
以上、花粉症と風邪を併発した場合の対処法について解説しました。
花粉症と風邪を併発してしまうととてもつらいので、早めに病院で看てもらってくださいね。
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