汗疱に効く、コーフルなどの市販薬3選
春から夏にかけて、特に症状が表れることが多くなる「汗疱」。
一度治っても、繰り返し症状が出てしまうことが多く、やっかいな皮膚疾患ですよね。
そこで今回は、汗疱に効く、コーフルなどの市販薬3選について、ご説明しています。
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市販薬を試す前の注意点
汗疱は、汗が皮膚の中で排出できずとどまることで起きる、小さな水ぶくれのような湿疹です。
症状がひどくなると、痒みや痛み、水ぶくれが破れジュクジュクすることもあります。
その状態は水虫の症状と似ており、素人目に判断できるようなものではありません。
(ちなみに、水虫は足だけに限らず、白癬菌が付いた部分に広がります。
手にできる水虫もあり、頭にできれば「しらくも」股にできれば「いんきん」顔や体にできれば「たむし」と呼びます。)
水虫なのに、誤ってステロイド薬など使おうものなら、症状はどんどん悪化してしまいます。
なので、市販薬を試す前に必ずすべきことは「病院の受診」です。
その病気が本当に「汗疱」であるか専門家の目でしっかりと判断してもらいましょう。
そのうえで、繰り返す汗疱に使用できる市販薬を試すようにしてくださいね。
それでは次に、汗疱に効く市販薬をご紹介していきます。
汗疱に効く市販薬
コーフル
コーフルは、効能に「汗疱」と記載のある非ステロイドの軟膏で、赤ちゃんから大人まで使用ができます。
インターネットで「汗疱の治療」と検索すると必ずといっていいほどヒットする市販薬です。
実際に使用した方のレポートも様々出ていますが、効能に記載がある通り、効果は確かなようです。
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ステロイド軟膏
痒みがひどいような症状があれば、ステロイド軟膏の使用が効果的です。
ステロイドの副作用を怖がる方も多いですが、今は患部によく効いて、体内では早く代謝されるため大きな副作用の心配のない「アンテドラッグ」という種類の塗り薬もあります。
ゼリア新薬の「プレバリンα」や、タケダの「テレスHi」などがアンテドラッグにあたります。
アンテドラッグ以外のステロイド薬で、市販薬の中で最も効果の強いのは「フルコートf」です。
痒みや痛みの症状がひどい時は、掻きむしって症状を悪くしてしまう前に効果の強い薬を使うのも一つの手です。
白色ワセリン
白色ワセリンは皮膚の保護剤として幅広く使用ができるもので、多くの軟膏やリップなどの基剤に使われています。
不純物が少なく安心ですので、、試す価値はあると思います。
汗疱だけではなく、手荒れや唇の保湿、赤ちゃんの湿疹など様々に活用できますので、一つあるととても便利ですよ。
まとめ
汗疱に効果のある市販薬はまず、効能の記載がある「コーフル」があります。
また、痒みの症状がひどい場合は掻きむしってしまうことによる悪化を防ぐためにステロイド薬の使用も有効です。
しかし気を付けたいのは、本当にその症状が「汗疱」によるものなのかという点を、病院を受診して調べておく必要があるということです。
そして、汗疱の原因を突き止めて根本治療を行わなければ、市販薬を使用しても繰り返してしまいます。
辛い汗疱を完治させるために、正しい知識をもって治療を行いましょうね。
※その他、汗疱の治療法については、下記の記事も参考にしてみてください。
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