カツオブシムシの対策7選

カツオブシムシの対策7選

小さな茶色いテントウムシのような見た目の「カツオブシムシ」を見かけたことはありませんか?

カツオブシムシは、大事な衣類を食べてしまいますので注意が必要です。

今回は、そんなカツオブシムシの対策7選について解説していきます。

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カツオブシムシの対策

衣類の保管には防虫剤を使う

カツオブシムシから大切な衣類を守るためには、タンスやクローゼットには防虫剤を使いましょう。

おすすめの防虫剤は、

  • パラジクロルベンゼンを成分とするもの
  • ピレスロイド系

のいずれかです。

 

前者は、あの独特な匂いがカツオブシムシを寄せ付けません。

後者は、匂いがなく、カツオブシムシの神経を麻痺させて殺すことができます。

 

季節外の衣類は綺麗にして密閉して保管する

衣替えのシーズンに特に注意しなければいけないのは、季節外の衣類の保管方法です。

特に綿100%やウールなどの動物繊維を素材とする衣類は、カツオブシムシの大好物です。

そこで長期保管する前には、洗濯したりクリーニングに出したりして綺麗にしてから、クリアケースなどに防虫剤を入れて、しっかり蓋を閉めて保管しましょう。

段ボール保管や部屋の隅に放置すると、カツオブシムシの温床になり、虫食いだらけになってしまいますので。

 

部屋を清潔にする

カツオブシムシは、主に衣類などの繊維をエサにしています。

また、ホコリや動物の毛や食物なども食べます。

ですので、カーペットやクッションや布団などにも繁殖しますし、髪の毛やペットの体毛や食ベカスにも寄ってきます。

なので、カーペットやフローリングはマメに掃除機をかけ、寝具類は定期的に干したり洗ったりしましょう。

 

また不要な物を散乱させた状態にしておくと、ホコリも溜まりやすくなります。

なので、常に部屋の中を清潔に保ちましょうね

 

湿気を取る

カツオブシムシの幼虫にとって、気温25~30度、湿度50~70%が最適な環境と言われています。

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気温が5度以下になると活動を停止しますが、現代の住宅環境においては、寒冷地域を除くとほぼ1年間活動できるということです。

そのため、湿気対策が必須となります。

特に衣類を保管する押入れやクローゼットは湿気がこもりやすいため、定期的に風通しをしたり、除湿剤を置いたり、物を詰めすぎないようにするなどしておきましょう。

 

白い花や洗濯物に注意する

カツオブシムシの成虫は、白系統の花の蜜を好んで吸っています。

そのため庭やベランダに咲いている白い花にカツオブシムシがいて、そこから家の中に侵入してくることがあります。

また、干してある白系統の洗濯物に止まっていて、取り込む際に気づかず、家の中に入れてしまうこともあります。

なので、白い花にカツオブシムシがいたら取り除いたり洗濯物を取り込む際には、よくはたいて入れるなどの対策を取りましょう。

 

ドライフラワーなどに注意する

カツオブシムシは、乾燥した動植物性の繊維をエサとしています。

そして、見落としがちな家の中のカツオブシムシ生息地として、ドライフラワーや乾燥ポプリなどがあります。

飾り物として置いている方が多いかと思いますが、カツオブシムシが生息している可能性がありますので注意が必要です。

 

成虫を見かけたら徹底的に駆除する

カツオブシムシの成虫は、孵化して約1ヶ月が寿命です。

その間、成虫は孵化するといったんは明るい外へ出て行くのですが、交尾をして産卵のために再び部屋に入ってくるのです。

 

幼虫は300~600日、繊維をエサに成長していきます。

つまり、卵を産みつけられてしまったら、長期間カツオブシムシに侵食されてしまうということです。

ですので、部屋で成虫を見かけたら、卵を産みつけられてしまう前に徹底的に駆除する必要があります。

 

まとめ

以上、カツオブシムシの対策7選について解説していきました。

衣類に対しては防虫剤や除湿剤を使って、カツオブシムシが生息しにくい環境を作りましょう。

また、エサとなるようなホコリやゴミなどを取り除くことも大切です。

そしてカツオブシムシの侵入ルートを遮断し、見つけたら駆除することも重要な対策のひとつですよ。

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