風邪で目が腫れる原因4つと対処法3選
風邪だと思っていたら、目が腫れてびっくりした経験はありませんか?
「もしかして風邪ではないのかも?」などととても不安になりますし、小さなお子様にそのような症状が出たら、特に心配になりますよね・・・。
そこで今回は、風邪で目が腫れる原因4つと対処法3選について解説していきます。
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目次
風邪で目が腫れる原因
風邪で目が腫れてしまうのには、原因がいくつかあります。
なかなか特定の原因を見極めるのは難しいですが、ぜひそれぞれの特徴を理解しておきましょう。
アデノウイルス
「アデノウイルス」はよくある夏風邪のひとつで、そんなに珍しいものではありません。
アデノウイルスは「目の風邪」と呼ばれることもあり、
- 発熱
- 喉の腫れ
これら風邪症状とともに、
- 目の充血
- 目ヤニが出る
これらの症状により結膜炎を起こし、目が腫れてしまうことがあります。
アデノウイルスは特に子供に多い風邪で、「病院を受診してすぐ目の異変に気付いて、慌てて再受診した」などというケースも珍しくありません。
アレルギー性結膜炎
風邪をひいてしまうと体力は低下し、体は弱って抵抗力失ってしまいます。
すると普段は問題がなかった、
- ダニ
- ホコリ
- ペット
などのアレルギー物質に抵抗することができなくなってしまい、「アレルギー性結膜炎」を起こしてしまうことがあります。
アレルギー性結膜炎は、目の表面にアレルギー物質が付着し、結膜が炎症を起こしてしまう症状で、
- 目のかゆみ
- 目やに
- 涙
- 充血
- 異物感
- まぶたの裏にぶつぶつ
これらの症状があり、目を腫らしてしまうことがあります。
服用した薬によるアレルギー
風邪で目が腫れる原因のひとつとして、風邪の時に「服用した薬によるアレルギー」もあります。
風邪をひくと、熱を下げたり症状を緩和するために、解熱鎮痛剤などの薬を服用することが多いです。
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その際に服用経験のある薬でも、風邪による体力や抵抗力の低下によってアレルギーを発症し、目が腫れてしまうことがあるのです。
服用した薬が原因であった場合、目が腫れるだけではなく、粘膜や皮膚の柔らかい腕や太ももなどにも湿疹ができることが多いです。
ストレス
風邪をひくと体力や抵抗力が低下してしまうだけでなく、「ストレス」も溜まってしまうものですよね。
ストレスは、老化や免疫力を低下させる原因となる「活性酸素」を過剰に発生させてしまうため、アレルギーを発症しやすい常態になり、風邪をひいた時に目が腫れてしまう原因になることもあります。
風邪で目が腫れた時の対処法
風邪をひいてしまった時は、様々な原因で目が腫れてしまうことが分かりました。
それでは次に、風邪で目が腫れてしまった時の対処法について解説していきます。
体をしっかり休める
風邪が原因で目が腫れてしまった際には、原因が何であれ、体力や抵抗力が衰えたままではなかなか治りません。
なので体力や抵抗力を回復させるために、無理に仕事や学校へ行ったり、体を動かしたりするようなことは極力やめて、しっかり体を休めるようにしてくださいね。
清潔を保つ
目が腫れてしまったからといってむやみに触ったりしてしまうと、目に雑菌が入り、さらに悪化してしまう場合もあります。
ダニやハウスダスト、ペットなども症状悪化の原因になるので、それらにも注意しながら、なるべく清潔な部屋で清潔に過ごすようにしましょう。
また手もこまめに洗うなどして、常に清潔を保つことが大切ですよ。
病院を受診
風邪で目が腫れてしまった場合、病院を受診することはとても大切です。
しかしウイルスが原因であった場合は特効薬がないので、緩和することしかできません。
点眼薬を処方されることもありますが、治癒するまでには1~2週間ほど必要になります。
そして病院の受診は内科や小児科でよいのですが、風邪の症状がそこまで気にならない場合は、眼科を受診してもいいでしょう。
また自己判断で薬を服用した場合は、その薬を服用したことを必ず医師に伝えるようにしてください。
まとめ
風邪で目が腫れる原因は「アデノウイルス」「アレルギー性結膜炎」「服用した薬によるアレルギー」「ストレス」の4つがあり、その症状を治すためには、体をしっかり休め、清潔を保ち、病院を受診することが重要だと分かりましたね。
出来るだけ早く、風邪で目が腫れた症状を治していきましょう。
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