風邪で仕事を休むか判断するポイント3つ
「風邪をひいてしまったかも知れない・・・。」そんな時、仕事はどうしますか?
「仕事を交代してもらえない、休日の後なので休みにくい、休むことが許されない雰囲気がある」など、悩みはつきませんね。
そこで今回は、風邪で仕事を休むか判断するポイント3つについて、ご説明していきます。
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目次
体調不良を我慢しないで!
「病は気から」という言葉がありますが、風邪の症状が出始めた時、ついつい平気なふりをしてしまうことがあります。
「風邪だと意識したら、病状が悪化してしまう気がするから我慢しよう・・・。」
そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか?
しかし、それは自分の体にとっても、周囲の人達にとっても大変危険なことです。
体調不良には、当然ですが、その症状が表れた「原因」があります。
気付かないふりや我慢をしないで、原因を取り除くことが回復の近道になります。
仕事を休んで2次感染を防ぐ
風邪のウイルスというのは、なんと200もの種類があります。
それぞれ症状や潜伏期間が異なりますが、職場で一緒に働く人は感染のリスクが非常に高くなるわけです。
咳やくしゃみで飛び散った唾液を吸い込むことで起きる「飛沫感染」。
ドアノブやパソコンのキーボードにウイルスが付いていれば、それを共有することで「接触感染」に。
唾液の中のウイルスが空気中に漂っていれば、それを吸い込み「空気感染」にも繋がります。
同じ空間で1日を過ごすという状況で、これらの感染を防ぐことは容易ではありません。
感染を防ぐためには、やはり風邪をひいている本人が休むしかないのです。
風邪で仕事を休むかどうかを判断するポイント
それでは次に、風邪で仕事を休むかどうかを判断する、具体的なポイント3つを挙げていきます。
発熱
まず、38度以上の発熱があるようであれば、必ず仕事は休みましょう。
38度以上の高熱の場合は、感染力のとても強いウイルス(インフルエンザなど)の場合があります。
また、微熱でもあまり長い期間続くようであれば、病院を受診した方が良いでしょう。
咳
咳は体がウイルスや痰を排出しようとしている反応なので、周囲の人に飛沫感染させてしまう1番の要因になります。
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ウイルスの飛距離も1m~2mにもなるため、咳が止まらないような症状があれば仕事は休んだ方がよいですね。
また、咳の症状を放っておくと気管支炎や肺炎などに重症化してしまうので、早めに病院を受診しましょう。
集中力の低下
体調が悪い状態だと、間違いなく作業効率は低下します。
思わぬミスを防ぐためにも、集中力が落ちていると感じた時は仕事に休んだ方がよいでしょう。
また、機械操作や運転が必要な方は、風邪薬を飲んでの仕事は眠気の副作用が出ることもあり危険です。
仕事を休めない場合の対処法
発熱や咳のひどい方には、ぜひ仕事はお休みしていただきたいところですが、そうもいかないのが大人ですね。
そこで、どうしても出勤しなくてはならない時の対処法をご紹介していきます。
マスクの着用
飛沫感染を防ぐためには、マスクの着用は必須です。
通常、マスクの着用が許されない職場の場合は、事情を話て許可をもらいましょう。
除菌グッズの活用
自身がウイルスに感染しないために、除菌シートなどを使うことはよくあると思いますが、自らが風邪をひいている場合でも周囲のために使うようにしましょう。
鼻をかんだ後に手を除菌することで、蛇口やドアノブに触れた際のウイルスや細菌の付着を防げます。
また、自分が使用したものを除菌シートで拭いて、次に使用する人が接触感染しないようにすることもできます。
栄養ドリンク・サプリメントの活用
風邪を治すためには、自身の体力と免疫力が必要です。
一刻も早く治すために、栄養ドリンクやサプリを上手に使いましょう。
風邪薬を飲んでいる場合は、ノンカフェインの栄養ドリンクを選びましょう。
また、風邪をひいている時はビタミンCを消耗するため、サプリメントで補給することで、効率良いエネルギーの産生と免疫力アップが期待できます。
※風邪に効く栄養ドリンクについては、下記の記事で詳しくご説明しています。
まとめ
「風邪かな?」と思ったら、早め早めに対処することで、仕事を休まずに済むこともあります。
ただし38度以上の熱が出たり、激しい咳などがあり、仕事に支障が出るような症状がある場合は、ぜひ勇気を出して仕事をお休みしてください。
それが、早い回復と職場での2次感染を防ぐことに繋がりますので。
また、その他「風邪」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますので、チェックしてみてくださいね。
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