風邪薬とお酒を一緒に飲む危険性4つ
風邪薬とお酒、一緒に飲んでしまっていませんか?
「毎日お酒を飲んでいるから大丈夫」「少しくらいなら大丈夫」などと思ってはいけません!
今回は、風邪薬とお酒を一緒に飲む危険性4つについてご説明していきます。
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目次
風邪薬とお酒を一緒に飲む危険性
お酒の作用で、風邪薬の作用を増強させてしまう
風邪薬とお酒を一緒に飲むと、風邪薬の作用を増強させてしまいます。
風邪薬は普通でも効能が強いものが多いので、お酒の影響でより効果が強くなってしまうと危険です。
強すぎる薬は身体にとってよくないですし、最悪の場合、生命の危険にさらすことにもなりかねません・・・・。
副作用も強くしてしまう
風邪薬には様々な副作用がありますが、お酒によって副作用も強くしてしまう可能性があります。
例えば「眠気」が副作用として出る風邪薬とお酒を併用してしまい、深すぎる眠りについてしまったり、意識がもうろうとしてしまうことがあります。
重傷化すると意識障害や昏睡状態などの危険もありますので、風邪薬とお酒の併用はとても怖いことなのです。
内蔵に負担がかかる
アルコールの分解は、肝臓で行われています。
風邪薬を飲むと、働いている肝臓の負担をさらに大きくしてしまうので、機能不全を起こす可能性もあります。
急性の中毒になってしまうことにもなりかねません。
吐き気・腹痛
胃に負担がかかることから、風邪薬とお酒の併用は吐き気をもよおすことがあります。
お酒だけでも気持ち悪くなることがあるので、かなか薬との併用が原因と気が付かず、嘔吐が止まらなくなる危険もあります。
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お酒を飲んでしまい、さらに風邪薬を飲みたい場合は?
お酒を飲んだ後、身体が風邪気味なことに気がつき、薬を飲みたい場合はどうしたらよいでしょうか?
その場合は、「お酒が抜けるまで、薬は飲まない」が基本です。
お酒を飲んだ日は、薬は飲まない
風邪薬は、風邪そのものを治す働きではなく、諸症状を抑える働きをしています。
風邪薬を飲んだからと言って、風邪の治る早さは変わりませんので、お酒を飲んだ日は少し辛くても薬は我慢しましょう。
「お酒を飲む元気があるのであれば、風邪薬なんて必要ない!」と思い込むくらいがよいです(笑)
お酒の抜ける時間は人それぞれですが、くれぐれも「自分はお酒に強いから、薬と併用しても大丈夫だろう」と、自己判断はしないでくださいね。
※参考記事:お酒に酔わない飲み方3選
薬を飲んだら、5時間はお酒を飲まない
仕事のお付き合い上、お酒を飲むことを避けられない状況の人もいますよね。
そんな時は、最低でも薬を飲んでから5時間は空けてお酒を飲むようにしてください。
風邪薬によっても効果の持続時間は異なり、1日2回で効果があるものは、10時間ほど空ける必要がある薬もあります。
お酒をいつ飲むか分からない状況にある人は、効果が長いタイプの風邪薬の服用は、日頃から避けていた方がよいでしょう。
まとめ
風邪薬とお酒の併用は、大変危険だということが分かっていただけたのではないでしょうか。
少し間違えただけで命に関わる危険が出てくることもありますので、風邪薬を飲むのは、お酒を飲んでいない時に限ってくださいね。
お酒を飲む機会の多い人は特に、日頃から体調管理を万全にしておきましょう。
また、その他「風邪」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますので、チェックしてみてくださいね。
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