結膜炎で偽膜ができた場合の対処法7選
結膜炎が悪化し、まぶたの裏に偽膜ができると痛くて辛いですよね・・・。
そして偽膜をそのままにしていると、目が濁ったり、まぶたと眼球がくっついてしまうことがあります。
そこで今回は、結膜炎で偽膜ができた場合の対処法7選をご紹介します。
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目次
結膜炎での「偽膜」とは?
結膜は、白目とまぶたの裏側とを覆う粘膜でできています。
そしてこの結膜が炎症を起こしている状態を「結膜炎」と言いますが、結膜炎によってまぶたの裏に炎症による膜ができてしまいます。
この膜のことを「偽膜」と言います。
結膜炎で偽膜ができた場合の対処法
コンタクトを外す
偽膜ができている時は、結膜炎がすでに悪化している状態です。
そんな時にコンタクトをすると、目の中に細菌を閉じ込め、繁殖を促すことになってしまいます。
またコンタクトが目に刺激を与え、治りを悪くさせてしまうので、症状が良くなるまではコンタクトは外すようにしましょう。
こまめに膿を拭く
結膜炎になり、偽膜ができるほど症状が悪化すると、目から膿のようなものが出ることがあります。
出てきた膿をそのままにしておくと、結膜炎になっていない目にも感染してしまう可能性があります。
そのため膿が出てきた時は、二次感染を防ぐためにこまめに拭くようにしましょう。
目薬を使う
偽膜ができた場合、抗菌剤やステロイドの目薬を使うことで、かゆみや細菌の繁殖を抑えて、炎症で傷ついた目の状態を和らげることができます。
かいたらいけないと分かっていても、かゆさに耐えられずに触って、悪化させてしまったということにならないようにしたいですね。
手を洗う
手に細菌がついていると、知らないうちに目をこすったりして、また結膜炎や偽膜を再発させてしまいます。
なので細菌が残らないように、外から帰った時だけでなく、こまめに手を洗う習慣をつけましょう。
布団や枕を替える
起きると、目の周りが目やにでカサカサしていることがありますよね。
布団や枕についた目やにや、自然に剥がれた偽膜をそのままにしておくと、それに触れることで、また偽膜ができる原因を作ってしまいます。
なので、布団や枕は定期的に取り替え、常に綺麗な状態を保つことが大事です。
偽膜を除去する
そして偽膜ができた時は、眼科で除去する治療を受けるとよいですね。
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偽膜をそのままにしていると、まぶたと眼球がくっつき、眼球を傷つけてしまう可能性があるので、放置せずに早めに治療することをおすすめします。
免疫力を上げる
体の免疫力が低下すると、結膜炎の原因菌が繁殖し、なかなか偽膜が治らなかったり、治ってもまたできるといったことを繰り返してしまいます。
そのため、細菌を撃退できるように、免疫力を上げることが大切です。
では次に、免疫力を上げる方法をご紹介します。
しっかり睡眠を取る
免疫力を上げるために、睡眠はかかせません。
私たちの体は、寝ている間に日頃の疲れを取り、体のバランスを整えているため、睡眠を取らないでいると体のバランスが崩れ、免疫力が低下することで、体のあらゆるところに影響が出てきてしまいます。
そのためしっかりと睡眠を取り、体を休めてあげることが大切です。
栄養バランスの良い食事を摂る
外食が続いたりお酒を飲みすぎたりと、食生活が乱れてはいませんか?
食生活の乱れや栄養バランスの偏った食事は、免疫力を低下させてしまうため、注意が必要です。
「栄養バランスの良い食事」と言われても、何がよいのか迷ってしまうかもしれませんが、難しく考えず、色々な食材をバランス摂るように心がけましょう。
運動をする
運動不足も免疫力を低下させる要因になるため、毎日少しでも体を動かせる環境を作ることが大切です。
また激しい運動よりも、ゆっくりとしたストレッチやウォーキングなどが効果的なので、テレビを見ながらストレッチをするなど、毎日運動する習慣を身につけるといいですね。
ストレスを溜めない
強いストレスを感じると体が疲れますよね。
ストレスも免疫力を低下させる原因となるため、ストレスを溜めないように生活することが大事です。
とにかくストレスが溜まったら、自分なりのやり方で思いっきり発散しましょう。
ちなみに私は、目を閉じて耳をふさぎ、何も考えない時間を作ることで、ストレスを解消させています。
体温を上げる
体が冷えると血流が悪くなり、免疫力を低下させてしまうため、体を温め体温を上げるよう心がけましょう。
湯船にゆっくり浸かれない時も、洗面器などにお湯を張り足の末端を温めるだけでも、体がポカポカと温まりますよ。
まとめ
以上、結膜炎で偽膜ができた場合の対処法7選について解説しました。
結膜炎になっただけでも辛いのに、偽膜ができると何度も再発を繰り返して、治療が長引いてしまう可能性がありますので、そうならないためにもしっかり対処することが大切です。
※結膜炎の情報・症状・対処法については、下記に詳しくまとめています。
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