結膜炎が完治するまでの期間と対処法5選
結膜炎と聞くと、人にうつりやすかったり、痛みがあったりなど、目の病気として怖いイメージを持つ人が多いですよね。
そこで今回は、結膜炎が完治するまでの期間と対処法5選について解説していきます。
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目次
結膜炎とは?
一般に言う結膜炎とは、「流行性角結膜炎(はやり目)」と言われるもので、感染力が強く、ひどい場合は白目部分だけでなく、黒目にまで炎症が広がる場合があります。
一般的には軽い炎症だけですむことが多い結膜炎ですが、悪化した場合、もう片方の目も感染することが多いです。
症状としては、
- 目の充血
- まぶたの腫れ
- 目やにが増える
などが代表的です。
結膜炎が完治するまでの期間は?
目の充血や痛み、目やになどの症状が出る結膜炎ですが、完治するまでの期間はどのくらいなのでしょうか?
結膜炎自体は、1週間~3週間ほどで完治することがほとんどです。
結膜炎が悪化して角膜炎にまでなってしまった場合、数ヶ月症状が続くこともあり、さらにそれを放っておくと、失明に至る場合もあるので注意してください。
早期の眼科での治療が大切になってきます。
ただし結膜炎は、適切な治療をすれば短期間で完治できる病気ですので、安心してくださいね。
結膜炎の治療は目薬
結膜炎の治療法は、目薬です。
目の表面からの2次感染を防ぐ抗菌目薬、また炎症を抑えて重症化を防ぐ弱いステロイドが入った目薬を使い、悪化を防いで放置することで自然治癒を目指します。
結膜炎が悪化しないように、完治させるための対処法
結膜炎がひどくならないよう、完治までの間の対処法として、5つ挙げていきます。
手をよく洗い、目をこすらない
目の違和感があるとどうしても目をこすりたくなりますよね。
しかし、余計な刺激は結膜炎の目にとってよくありません。
ましてや手が汚れていた場合、結膜炎の症状が悪化してしまうでしょう。
なので手はよく洗い、目をこすることは絶対に避けましょう。
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免疫力を保つために無理はしない
疲れている時や睡眠不足の時は、体の免疫力が低下し、ウイルスに感染しやすい状態になります。
新たな感染を防ぐためにも、体をゆっくり休め、免疫力の維持を心がけましょう。
結膜炎にかかった人は、お風呂を最後に入る
同居している家族がひとりでも結膜炎にかかると、家族全員に広がってしまうことは多いです。
結膜炎のウイルスは、物や人を介して感染していきますので。
お風呂もその原因のひとつなので、感染者は最後に入り、しっかりお風呂掃除をすることも意識してください。
タオルなどは共用しない
結膜炎の多くは物や手から感染しますので、結膜炎の人が使ったタオルなどは共用しないようにしましょう。
「家族全員が同じタオルを使ってしまい、あっという間に全員に移ってしまった」なんてこともありますので。
洗顔時に注意する
片目が結膜炎にかかっている場合、洗顔時にもう片方の目に感染してしまうことも多いです。
それを避けるためにも、洗顔時には水がバシャバシャ飛ぶことのないように注意してください。
結膜炎の対処法では、症状の悪化を防ぐのと同時に、他の人に移さないように配慮する必要があります。
結膜炎の種類は多い
結膜炎の種類には、ウイルス性結膜炎に分類される流行性角結膜炎の他にも、細菌性結膜炎やアレルギー性結膜炎など、たくさんの種類があります。
ただし、ウイルス性結膜炎は他の人に移る可能性がありますが、他は感染の心配はあまりありません。
結膜炎の症状が出たらまず眼科へ
同じ結膜炎でも、種類がたくさんあることから、自分の目の症状が何の結膜炎なのか判断は難しいです。
なので早めに眼科を受診し、対処法を見極めることが大切です。
また、結膜炎を繰り返してしまう場合は、下記記事を参考にしてみてください。
まとめ
以上、結膜炎が完治するまでの期間と対処法5選について解説しました。
結膜炎の完治までの期間はだいたい1週間~3週間ほどが目安ですが、他の人に移してしまったり悪化を防ぐためにも、しっかり対処していきましょう。
また、その他「結膜炎」の様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめています。
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