緊張での汗を抑える方法5選
周りの人に、緊張していることをあまり知られたくないですよね。
しかし、緊張して汗をかくと、周りの人に緊張しているとこが知られてしまいます・・・。
そこで今回は、緊張での汗を抑える方法5選を紹介したいと思います。
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緊張で汗をかく原因
汗にも種類があり、緊張した時にかく汗と、暑い時にかく汗、辛い物を食べた時にかく汗などでは、汗をかくメカニズムが違います。
そして緊張した時にかく汗は、「精神性発汗」と呼ばれています。
緊張すると、体の中では交感神経が活発に働き、副交感神経とのバランスが乱れます。
そして、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、汗をかくという症状が起こるのです。
それでは、原因が分かったところで、次はどのように緊張での汗を抑えるのか、ご紹介していきますね。
緊張での汗を抑える方法
心を落ち着かせる
お話しました通り、緊張すると、交感神経が活発に働きます。
交感神経と副交感神経のバランスを保つには、交感神経の働きを抑え、心を落ち着かせることが大切です。
なので、心を落ち着かせるために、まずゆっくり深呼吸をしましょう。
この時の呼吸は、腹式呼吸で大きく息を吸い、ゆっくり息を吐き出すのが効果的です。
また、好きな音楽を聴いたり、アロマオイルを使って心を落ち着かせるのも良いですね。
リラックスして、どんどん副交感神経を働かせましょう。
筋肉をほぐす
緊張すると、手や肩に力が入ってしまう時ってありませんか?
交感神経が活発に働くと、筋肉が固くなってしまうのです。
そんな時は、首や肩を回すストレッチなど、軽く体を動かしてみましょう。
体を動かすことで、筋肉がほぐれ、副交感神経が働きます。
副交感神経が働くので、緊張もほぐれていきますよ。
また、筋肉が固くなると血流が悪くなり、高血圧や疲れが取れないなどの不調が現れます。
体のためにも、筋肉をほぐすことは大切ですね。
自分に言い聞かせる
「汗をかいたらどうしよう・・・」
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「汗をかいたら恥ずかしい・・・」
などと思い、それがさらなる緊張を生み、余計にたくさんの汗をかいてしまう事はありませんか?
不安も精神性発汗の原因の1つと言われています。
だからこそ、
「人は緊張するもの!」
「人は汗をかくもの!」
「汗をかくことは恥ずかしいことではない!」
など、緊張や汗をマイナスのものと考えるのではなく、当たり前のものだと自分に言い聞かせてください。
汗をかくことが不安にならなければ、余計な汗を抑えることができますよ。
※参考記事:緊張しない方法5選
制汗剤や汗対策のグッズを使う
頭では汗を抑えようと思っていても、なかなか実行するのは難しいですよね。
そんな時は、制汗剤や汗対策グッズなど、物に頼るのも1つの方法です。
精神性発汗は、顔、わきの下、手のひらによく汗をかくと言われています。
わきの下に使う制汗剤は、お店でよく見かますよね。
そして、わきの下以外に、顔や手のひらに使う制汗剤も市販されています。
また、わきの下の汗対策には、汗取りパッドが市販されています。
これらの市販されている商品を使って、汗を抑えていくのもひとつですよ。
薬を使う
精神性発汗の原因である、交感神経と副交感神経の乱れを改善するために、薬を使う方法もあります。
自律神経調整薬や抗不安薬が代表的な薬です。
また、交感神経と副交感神経の乱れを改善する、効果的な漢方薬もあります。
薬の作用で交感神経の働きを抑えるので、緊張もほぐれ、汗を抑える効果も期待できますよ。
しかし、薬を使う場合は、医師や薬剤師に相談し、自分に合った薬と用量を服用するようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
精神性発汗を抑えるのに大切なことは、交感神経と副交感神経のバランスを整えることです。
今回ご紹介した方法を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また緊張による、その他様々な症状が出てくる場合には、下記記事を参考にしてみてください。
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