キプレスの副作用7つ
「花粉症で鼻水や鼻づまりがひどい時に、キプレスを服用した」という人は多いのではないでしょうか。
キプレスは、気管支喘息やアレルギー性鼻炎に効果がありますが、1日の服用量が決められているほか、副作用もあるため、服用する時には注意が必要です。
そこで今回は、キプレスの副作用を7つをご紹介します。
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キプレスの副作用
下痢・腹痛
鼻水や鼻づまりがひどくて薬を飲んで、下痢になってしまったという人は多いのではないでしょうか?
キプレスの副作用で、下痢や腹痛などの副作用が起きやすいのは、内服の薬が腸管で吸収される時に、腸の粘膜を傷つけて炎症を起こしてしまうためなのです。
1日に1、2度なら様子を見てもよいかもしれませんが、1日に何度も下痢をするようであれば、病気の可能性もありますので、医師に相談しましょう。
※花粉症・鼻水・鼻づまりに関しては、下記に情報を詳しくまとめています。
眠気
キプレスの服用時間帯は「就寝前」となっているため、眠気に気づかない人もいるかもしれないですね。
薬によっては、眠気が強い副作用を持つものもありますが、キプレスの眠気の副作用は、比較的少ないほうです。
ただし眠気がひどい場合は、無理にキプレス服用せず、医師に相談してくださいね。
また、眠気が起きると集中力が低下するので、運転や危険な作業を行う場合も、服用には十分注意してください。
かゆみや発疹
キプレスに対して、皮膚の免疫機能が過剰に反応すると、かゆみや発疹が出ることがあります。
これは「薬疹」とも呼ばれ、体内にはいった薬剤にアレルギー反応を起こすことで、かゆみや発疹といった症状が出るのです。
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アレルギーによる発疹は通常、症状が現れるのに2~3週間ほどかかり、薬剤による発疹だと気づかない場合もあるので、
発疹やかゆみがひどいといった時は、皮膚科で診てもらうと安心ですよ。
また一度発疹が出ると、その後は同じ薬の服用で、発疹がすぐに現れるようになることが多いので、気づきやすくなるはずです。
筋肉・関節痛
キプレスの副作用には、筋痙攣や筋肉痛、関節痛といったものもあります。
筋肉痛や関節痛などが現れた場合、薬の副作用によるものだとは思いませんよね。
しかし、症状がひどく心配な場合は、薬の服用をやめてみるか、医師に相談することをおすすめします。
血小板減少
キプレスを服用することによって、血小板が減少することがあります。
血小板は、血液に含まれる細胞成分の一つで、怪我をした時に血液を固め、傷口をふさぐ役割があります。
そして血小板が減少すると、あざができたり出血しやすくなるため、キプレスを服用した時に、こういった症状が出た場合は、ほったらかしにせず、医療機関を受診してください。
放置していて大怪我をした時に、出血が止まらなくなったら大変ですからね・・・。
アナフィラキシー
キプレスの重篤となるような副作用には、急に全身にひどいアレルギー症状が出る、アナフィラキシーがあります。
アナフィラキシーは、薬物へのアレルギー反応により、呼吸困難や血管浮腫といった症状を引き起こし、ひどい場合には、意識障害や血圧低下といった、命を脅かすアナフィラキシーショックとなる可能性があるので、注意が必要です。
アナフィラキシーの症状が出てしまった場合は、すぐに医療機関を受診するようにしてくださいね。
肝機能障害
また、キプレスの重篤な副作用として、肝炎や肝機能障害が起こることがあります。
肝炎などによる初期症状は、体がだるかったり、吐き気や嘔吐といったものですが、風邪などと症状が似ているため、気づきにくいかもしれません。
そのため、長期でキプレスを服用する場合は、その症状に注意し、定期的に肝機能の検査を受けるようにしてください。
まとめ
いかがでしょうか?
症状を和らげようと薬を飲んでるのに、副作用でもっと苦しい思いをすることは避けたいですよね。
しかし今回のキプレスに限らず、どんな薬にも副作用はありますので、よく注意して服用するようにしてください。
また、薬を服用して体調に変化があった場合は、服用を中止し、医師に相談するようにしてくださいね。
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