気象病の原因と対処法3選
雨が降ると頭が痛くなったり、体調が悪くなったりしたことはありませんか?
気温や湿度、気圧の変化によって起こる体調不良は、気象病が原因かもしれません。
そこで今回は、気象病の原因と対処法3選をご紹介します。
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目次
気象病の原因
酸素が不足する
空気中の酸素が不足すると、体に取り込む酸素量が減り、頭痛や吐き気など「気象病」の症状が出てしまいます。
※吐き気に関しては、下記に情報をまとめています。
これは気圧の変化によるもので、高気圧の酸素が濃い時と比べ、低気圧は気圧が低く酸素が薄いです。
そのため低気圧になると、空気中の酸素が不足し、頭痛や吐き気といった体調不良を引き起こしてしまうのです。
血流が悪くなる
血流が悪くなると、気象病の症状である、頭痛やめまいが怒る場合があります。
これは、例えば飛行機に乗った時、持っていたペットボトルがパンパンになるのと同じで、人間の身体も気圧が低くなると、血管が膨張して血流が悪くなり、膨張した血管が頭蓋骨や脳を圧迫して、体調不良を引き起こしてしまうのです。
体内の水分調節がうまくいかなくなる
体内の水分調節がうまくいかなくなると、むくみや体のだるさなどが出てきますが、これも気象病の症状なのです。
梅雨や台風の時期に降水量が増え、湿度が高くなることで、体内の水分調節がうまくいかなくなり、体が水分を吸って重たく、だるいっといった体調不良を引き起こしてしまうのです。
気象病の対処法
軽い運動やストレッチをする
気象病の症状を改善するには、運動やストレッチが効果的です。
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体を動かすと血流が良くなるため、低気圧によって血流が悪くなった血管の滞りは、運動をすることによって解消することができるのです。
運動をする場合は、激しく動くものではなく、軽く歩くウォーキングや、ゆっくりとしたストレッチなど、心地よい運動が効果的ですよ
それでは次に、血流を良くするストレッチのやり方についてご紹介します。
体を伸ばす
足を肩幅に開き、両手をゆっくり上にあげ、手をまっすぐにした状態で、天井から引っ張られるように、グーっと伸ばし、伸ばしきったら下ろします。
この時、体を反らすと腰を痛めてしまうので、まっすぐか、少し前になるぐらいで、手を伸ばすようにしましょう。
体を倒す
同じように、両手をゆっくり上にあげ、右手で左手首をつかみ、そのまま右の方へゆっくり体を倒していき、倒しきったら元に戻り、ゆっくり手を下ろします。
この時、スピードを早くすると、背中や脇を痛めてしまうので、ゆっくりと倒すようにしましょう。
反対の腕も同じように、左右交互に2回繰り返したら終わります。
簡単にできますので、テレビを見ながらなど、気軽にやってみてください。
また、日頃から体を動かす習慣を付けることも効果的ですよ。
規則正しい生活を心がける
- 睡眠不足
- 遅くまで起きている
- 遅くまで寝ている
といった不規則な生活は、体の疲労や免疫力の低下によって、体調を崩してしまいます。
睡眠は体の不調を回復し、免疫力を高めてくれるので、疲れた時は無理をせず、しっかりと体を休めることで、気象病の症状を改善することができます。
冷暖房の使いすぎに注意する
人間は、気象の変化に適応できる能力を持っていますが、冷暖房などで、室外との温度差をあまりにも大きくすると、身体がうまく適応することができず、体調を崩してしまいます。
そのため、冷暖房を使う時は使いすぎに注意し、外気温との差を5度以内に抑えるようにすることで、気象病の症状を改善することができます。
まとめ
今回は、気象病の原因と対処法についてご紹介しました。
気象病は、気圧の変化によって引き起こされる症状でしたが、私たちに天気を操ることは不可能ですよね。
日頃から気象病になりにくい生活をすることで、気象病になった時に、症状を和らげることができますよ。
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