口内炎に塩やはちみつは効果的なの?
口内炎ができると、食べたいものも思いきり食べられず、痛みも気になってストレスになりますよね。
そんな口内炎には、「塩やはちみつ」が効くと言いますが、本当なのでしょうか?
解説していきます。
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目次
口内炎の原因
口内炎ができる原因は、口の中の傷に細菌が入り込んだり、ストレスなどからくる免疫力の低下により、口の中の粘膜の組織が荒れてしまうことです。
口内炎の位置によっては、話すだけでも痛いような状況になってしまいますので、なるべく早めに治したいものですよね。
塩やはちみつには殺菌効果がある
痛い口内炎に塩やはちみつを塗るところ想像をすると、「染みるし、余計にひどくなるんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、塩の歯磨き粉があるように、塩には抗菌効果があるんです。
そして、はちみつにも強い殺菌力があり、昔から火傷や怪我の治療に使われてきました。
口内炎を早く治すには、口の中の細菌の繁殖を抑えることが重要なので、「塩やはちみつが口内炎に効く」と言われていることは、このようなことが影響されています。
塩やはちみつの具体的な使用方法
塩やはちみつが口内炎に効くことは分かりましたが、実際にどのように使用すると効果的なのでしょうか?
次にご説明していきます。
塩水でうがいをする
口内炎を治すには、口の中の細菌を増やさないことが大切です。
市販のうがい薬でもよいですが、塩はどこのご家庭にもありますので、すぐにうがい薬として使用できます。
具体的には、コップ1杯の水に塩を5~10g混ぜ、うがい用の水として使いましょう。
計るのが面倒な人は、少し塩味がする程度の濃度で大丈夫です。
塩分の摂り過ぎになってしまいますので、間違えて飲み込まないようにしてくださいね。
塩を直接口内炎に塗る
「口内炎に塩を直接塗る」という、荒治療のような方法もあります。
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塩には殺菌効果があるので、口内炎に塗ることで、確かに殺菌効果は得られます。
しかし、塩を塗ると、当然しみて痛いですよね・・・。
その痛みの代償が、口内炎を早く治すことと釣り合えばよいですが、辛い場合は無理に塩を塗る必要はないでしょう。
はちみつを口内炎に塗る
はちみつに鎮痛効果や炎症を抑える効果があることは、医学的にも認められています。
方法としては、清潔な脱脂綿や綿棒で口内炎を拭いた後、はちみつを塗ります。
はちみつは甘くて美味しいので、私なら舐めてしまいそうですが(笑)、塩よりも染みませんので、試しやすいですね。
また子供に口内炎ができた時には、変な味のする薬を塗るよりも、はちみつなら受け入れてくれそうですね。
口内炎を早く治すためには、生活習慣の見直しも大切
いくら塩やはちみつで口内炎の対策をしても、風邪やストレスで免疫力が落ちていたり、偏った食生活で栄養バランスが悪い場合は、治りが遅くなってしまいます。
また歯磨きを忘れることも、口の中の最近の増加により、口内炎が治りにくくなる原因となります。
口内炎ができたら、塩やはちみつで対策すると同時に、生活習慣も見直してみるとよいですよ。
下記の記事も参考にしてみてください。
2週間以上治らない場合・悪化する場合は病院へ
いくら生活習慣に気をつけていても、口内炎がなかなか治らない場合や、何度も繰り返し再発する場合は、何か他の病気が潜んでいる可能性もありますので、病院へ行きましょう。
「2週間口内炎が治らなかったら」が、ひとつの目安となります。
まとめ
塩やはちみつを使って、口内炎対策ができることが分かりました。
しかし、人によっては合わないこともありますので、無理して続けないようにしてくださいね。
自然治癒でも2週間ほどで口内炎は治りますが、長引く場合や痛みがひどい場合は、病院を受診しましょう。
また、その他「口内炎」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。
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