口の中の皮がむける原因と対処法6選
気がつくと、口の中の皮がむけてしまっていることはありませんか?
口の中の皮がむけると、口の中でモゾモゾとするため、気になりますよね・・・。
そこで今回は、口の中の皮がむける原因と対処法について6つご紹介します。
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目次
口の中の皮がむける原因
やけど
熱い食べ物を急に口の中に入れてしまうと、やけどをしてしまい、口の中の皮がむけることがあります。
他にも粘膜がピリピリと痛みが出たり、水ぶくれができたり、赤くなったりします。
対処法 口の中を冷やす
口の中のやけどを放置したり、治る前にまた熱いものや辛いものを食べてしまったりすると、口の中の傷が悪化してしまうことがあります。
なので口の中をやけどしたら、まずはすぐに冷やしましょう。
一番良いのは、氷を舐めることです。
口の中のやけどは2、3日程度で治ることがほとんどです。
口腔カンジダ症
カンジダ菌とは、口の中など身体の中にいる常在菌でカビの一種です。
カビと言っても、いつもは特に悪さをすることはありません。
しかし、口腔内の清掃が不十分で環境が悪かったり、口の中が乾燥していたり、風邪をひいたりして、身体の免疫力が低下していたりすると、カンジダ菌が増殖し、口腔カンジダ症を発症して、口の中の皮がむけてしまうことがあります。
他にも、口の中の粘膜が白くなったり、舌や頬がピリピリと痛んだりします。
対処法1 口の中を清潔にする
口腔カンジダ症は、口腔ケアが不十分だとなりやすいため、まずは歯磨きをしっかりとして、口の中を清潔に保ちましょう。
また、義歯(入れ歯)は表面がザラザラしているため、汚れが付きやすく細菌が繁殖しやすいです。
なので、食後は毎回取り外して洗うようにしましょう。
菌の繁殖を予防したり、口腔粘膜を休ませるためにも、夜間は外しておくのが良いですよ。
対処法2 口の中を乾燥させない
口の中の乾燥は、口腔カンジダ症の原因になりますので、乾燥させないようにしましょう。
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唾液の分泌が少ない場合は、保湿ジェルや保湿洗口液を使ったり、唇にはリップクリームを塗ったりすると良いです。
対処法3 免疫力低下に気をつける
風邪などの病気のほか、抵抗力の低い乳幼児や高齢者、また抗がん剤治療中の方、糖尿病や感染症にかかっている方など、免疫力や体力が低下している場合には、日和見感染(普通は感染しないような弱い菌やウイルスに感染してしまうこと)を起こしやすいため、口腔カンジダ症になりやすいです。
なので、いつも以上に手洗いやうがいはもちろんのこと、歯磨きも丁寧に行いましょう。
口内炎
口内炎とは、口の中の粘膜に炎症が起こる病気で、誰もが一度は経験したことがあるものですよね。
ほとんどの場合いつの間にか治っていますが、中には口の中の皮がむけてしまう口内炎もあります。
歯科矯正器具が当たることなどで起こる潰瘍性口内炎や、ウイルスに感染して起こるウイルス性口内炎、そしてタバコの吸いすぎで起こるニコチン性口内炎は、口内炎が長期間出来ているため、口の中の粘膜が弱くなり皮がむけやすくなるのです。
対処法1 口内炎を悪化させない
口内炎によって口の中の皮がむけてしまうような場合、口内炎が潰瘍になり細菌に感染しやすくなっています。
そのため、細菌による二次感染を予防しなければなりません。
方法としては、イソジンや殺菌剤が入ったうがい薬でうがいをしたり、ステロイド剤の塗り薬や口内炎用の貼り薬を使ったりするのが良いですよ。
対処法2 口内炎が長引く・繰り返す時は病院へ行く
口内炎は長くても2週間ほどで治ります。
しかし、2週間以上も口内炎が続き、口の中の皮がむけてしまうような場合には、口内炎ではなく口腔内の癌などの可能性もあります。
また「ベーチェット病」という難病で、口内炎がたくさん出来たり繰り返したりする病気もあります。
なので口内炎が長引く・繰り返される場合には、医療機関を受診するようにしましょう。
まとめ
口の中の皮がむける原因と対処法を6つご紹介しました。
口の中の皮がむけるのは、やけどやカンジダ症や口内炎が原因で口腔内の粘膜がはがれてしまうからです。
対処法としては、口腔内の清潔を保つこと、刺激を与えないこと、乾燥しないようにすることなどで、症状を悪化させないことが大事です。
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