くしゃみをすると腹痛・腹筋が筋肉痛になる原因3つと対処法4選
花粉症や風邪などでくしゃみが止まらなくなる時がありますよね。
そうすると腹痛や、腹筋が筋肉痛になることもあります。
そこで今回は、くしゃみをすると腹痛・腹筋が筋肉痛になる原因3つと対処法4選についてご説明していきます。
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目次
くしゃみをすると腹痛になる原因
腹圧がかかるため
くしゃみをすると、かなり大きな圧力が腹部にかかります。
それに伴い、腹部の筋肉が突っ張るためにまれに痛みを生じます。
くしゃみと同時に腹痛に痛みが出るのがたまにであれば、誰にでも起こりうるため心配いりませんが、くしゃみの度に痛むのであれば、消化器系などの内臓の疾患が隠れているかもしれませんので、注意してください。
妊娠中、生理中のため
女性限定ですが、くしゃみによる腹痛は妊娠中や生理中に起こりがちです。
その理由は、妊娠中は胎児の成長に伴い子宮がどんどん大きくなり、お腹の皮膚や筋肉が伸びているため、外部からの刺激によって腹圧がかかると、子宮や腹部の筋肉がさらに伸びて痛みが生じるためです。
生理中は、経血を外に排出しようと子宮が収縮している状態ですので、そのような時に腹圧がかかると腹痛が起こりやすくなります。
くしゃみをすると腹痛になる場合の対処法
腹痛の原因を突き止める
くしゃみの度に腹痛が起こるような場合には、腹部のどこが痛むのかを指で押さえながら場所を特定します。
腹痛が続くようであれば内科、もしくは婦人科を受診し、内臓の疾患が潜んでないかを診察してもらうのが良いでしょう。
肋間神経痛などの病気でも、くしゃみで腹痛が起きることがありますので、それらも踏まえて受診してみてくださいね。
腹部を押さえてくしゃみをする
くしゃみをする時にお腹に力を入れないようにするのは難しく、ある程度の腹圧がかかるのは仕方ありません。
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そこで、くしゃみによる腹部の痛みを軽減するために、腹部を手のひら全体でしっかりと固定するように押さえてから、くしゃみをするようにしてみてください。
特に肋骨などを骨折している場合はくしゃみで痛みが響くため、その部分を押さえてくしゃみすると楽になりますよ。
くしゃみをすると腹筋が筋肉痛になる原因
継続的なくしゃみ
くしゃみはかなりの腹圧がかかることは説明の通りですが、一度のくしゃみで腹筋が筋肉痛になることはほとんどありません。
しかし、花粉症などのアレルギーや風邪などでくしゃみが頻発しており、連続して何度も出ているような場合には、腹圧が何度もかかって筋肉痛になることもあります。
そしてくしゃみによる筋肉痛は鈍痛で、くしゃみをした後も少し持続します。
慣れない人が腹筋を何回もすると、翌日に筋肉痛になるのと同じようなものですね。
くしゃみをすると腹筋が筋肉痛になる場合の対処法
温めて血流を良くする
くしゃみによる腹筋の筋肉痛とは、繰り返して腹圧がかかることによる筋繊維の損傷、そして疲労物質の乳酸が溜まることで起こります。
ですので、血流を良くして溜まった乳酸を流して、栄養素を十分に筋肉に行き渡らせることが一番です。
そのためには、お腹を温めて血行促進させるのが良いでしょう。
お腹は元々血流が良い部位のため、数日で筋肉痛は治りますよ。
ストレッチをする
筋トレやスポーツの後には、筋肉痛や筋肉疲労を予防するためにクールダウンのストレッチを行いますよね。
それと同じように、くしゃみによって腹筋が筋肉痛になってしまった場合には、ストレッチを行い、筋肉をほぐしてあげましょう。
前屈をしたり、上体ひねりをしたりして、気持ちいいと感じる程度にストレッチをするようにしてください。
まとめ
くしゃみをすると腹痛・腹筋が筋肉痛になる原因とその対処法についてご説明しました。
くしゃみはお腹の筋肉を使うために、腹痛や筋肉痛を起こします。
なので、くしゃみをする時に腹部を抑えたり、ストレッチや温めたりすることで腹痛や筋肉痛が緩和されます。
もし痛みが続くような場合は病気の可能性があるため、病院で看てもらうようにしてくださいね。
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