くしゃみの回数とその意味
くしゃみをした時に「誰かが噂してるね!」なんて冷やかされたことはありませんか?
実はこの「くしゃみ=噂されている」というジンクスは、くしゃみの回数によっても様々な意味があるようなのです。
そこで今回は、くしゃみの回数とその意味について、ご説明していきます。
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目次
くしゃみの原因
医学的にくしゃみの原因は、鼻から異物を吸い込んだ際に、それを体から追い出そうとする「防御反応」とされています。
風邪や花粉症、また冷気を吸い込んだ時や、直射日光を見たときにも反射的にくしゃみが起こることがあります。
なぜ「くしゃみ=噂されている」と言われるの?
医学的なくしゃみの原因を考えると、そこに「噂話」は全く関係のないということは誰でも分かりますね。
では、そもそも誰がいつそのようなことを言うようになったのでしょうか?
それは、医学が発達していなかった時代、風邪をこじらせて亡くなる人が多くいたために、風邪の初期症状で表れる「くしゃみ」が「死」に繋がる不吉なもの、と捉えられていたことがきっかけではないかと言われています。
くしゃみとすると魂を抜かれる?
「くしゃみ=死に繋がる」と考えられていたことで、くしゃみをすると「何者かによって魂を抜かれる」と言われるようになる、それは悪霊や呪いの仕業であると考えらるようになったそうです。
そこから、
- 誰かが呪いをかけている
- 誰かに噂をされている
↓
というように変わっていったようです。
くしゃみの回数と意味
くしゃみの回数には、それぞれにこのような意味があるようです。
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- くしゃみ1回:「誰かに褒められている」「誰かに批判されている」
- くしゃみ2回:「誰かに笑いものにされている」「誰かに憎まれている」
- くしゃみ3回:「誰かに惚れられている」
- くしゃみ4回:「風邪をひいている」
あくまでジンクスのようなものなので、信じるか信じないかはあなた次第です(笑)
これによって一喜一憂する必要はないですので、自分の都合のいいように考えるのが良いのではないでしょうか。
鼻炎の重症度をくしゃみの回数で判断する
また、医学的に考えた時のくしゃみの回数の意味としては、鼻炎の症状をくしゃみの回数で判定する方法があります。
- くしゃみ1日あたり5回未満:軽症
- くしゃみ1日あたり5回以上:中等度
- くしゃみ1日あたり10回以上:重症
治療や薬の処方をする際に、ひとつの基準となります。
筆者も花粉症がありますが、確かに症状がひどい日にはくしゃみが繰り返し出ることが多いですね。
くしゃみが出れば出るほど重症というのは納得です。
くしゃみの連続記録
くしゃみの連続記録の最高は441回とギネスブックに載っています。
また、くしゃみをし続けた人の連続時間は46時間30分15秒という記録もあります。
しかし、くしゃみ1回する時に瞬間的に全身にかかる力、これは相当なものですよね。
くしゃみで肋骨にヒビが入ったり、ぎっくり腰になったという話もよく聞きます。
なので、上記のように連続でくしゃみをした方の体が心配ですね・・・(汗)
まとめ
くしゃみの回数と意味については、古くからの言い伝えが関係していることが分かりましたね。
医学が発達していない時代、病気というのは悪霊や呪いの影響だと考えられていたのです。
その考えが現代にも引き継がれていると思うと、「くしゃみ=噂されている」という冷やかしもロマンに思えてきます(笑)
またそれとは別に、鼻炎の症状の重症度を判断する基準にもなるため、くしゃみが多く出る日は、どのくらいくしゃみが出たかを意識しておくことが治療に役立つかも知れませんね。
もし、くしゃみや鼻水が止まらない場合は、下記記事を参考にしてみてください。
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