急性胃腸炎の原因と対処法4つ
普段と変わらない生活を送っているのに、ある日突然襲ってくる胃腸の痛みを経験された事がある方も多いと思います。
そこで今回は、年齢に関係なく発症する急性胃腸炎の原因と対処法4つをご紹介していきます。
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目次
急性胃腸炎の原因
常生活のストレス蓄積
ストレス社会と言われている現在、職場の人間関係や悩み、不安などで、自分でも気付かないうちに心身にストレスがかかったことが原因で、急性胃腸炎を発症することがあります。
別名、「過敏性腸症候群」とも呼ばれ、急性胃腸炎の原因としては、最も誰でもなりやすい可能性があります。
私もストレスが原因で、何度か発症してしまいましたが、本当に急に症状が出るので、その時初めて精神的に疲れているのだと気付かされました・・・。
細菌や食中毒
O-157やサルモネラ菌などの細菌が原因で、急性胃腸炎になることもあります。
夏に発症しやすいのが特徴です。
身体が疲れていて、免疫力が低下している時も、食中毒による急性胃腸炎にかかりやすいです。
友人が、食中毒による急性胃腸炎になった時、嘔吐と下痢が3日間続いたようで、かなり辛そうでした・・・。
ノロウイルス
ノロウイルスによる急性胃腸炎は、O-157やサルモネラ菌が原因の胃腸炎とは違い、11月~3月の冬場に発症しやすいウイルス性の胃腸炎です。
カキやホタテなどを調理した人から集団感染する場合もあり、料理を提供される側も注意が必要です。
また、嘔吐物からの感染も多いので、処理する際は必ず、厚手のビニール手袋を使用する事をおすすめします。
私も手袋は、自宅と職場に常備しています。
ロタウイルス
ロタウイルスによる急性胃腸炎は、生後6ヵ月~2歳までの子供がかかりやすい胃腸炎で、ウイルスが原因でインフルエンザと同様、冬の発症が多いです。
お子さんにに症状が出た場合、ご家族もお子さんとの接触には十分注意しなければいけません。
また、保育園などでも集団感染しやすいです。
※ロタウイルスに関しては下記の記事も参考にしてみてください。
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以上、急性胃腸炎の主な原因を4つ紹介しましたが、発症してしまった際は、焦らずに適切な対処が必要です。
それでは次に、急性胃腸炎を1日でも早く回復させるための対処法をご紹介していきます。
急性胃腸炎の対処法
自分に合ったストレス発散方法を見つける
急性胃腸炎を発症させないためには、日頃、ストレスを溜めない事が一番です。
例えば、休日は友人と達成感の得られる様な趣味に没頭したり、地域の催しやボランティアに参加して、新たな出会いや発見を体験などしてみてください。
普段悩み事をあまり人に話さない方なら、勇気を出して身近な人に打ち明けるだけでも、気分的に楽になりますよ。
真剣に悩んでいる事でも、意外と簡単に解決法が見つかるかもしれませんので。
食中毒のリスクを避ける食事を心がける
食中毒のリスクを避ける食事を心がけてください。
例えば、日本人はなまものをよく食べますが、夏場の前後は、なるべく完全に火の通った料理をいただくようにしましょう。
また、なまものを切った包丁やまな板などの調理器具を、そのまま別の食材処理に使うのは危険です。
熱湯消毒などは、面倒でも効果的ですよ。
※参考記事:胃腸炎に有効な食事10選
人が多い場所では感染予防を徹底する
通勤や移動時の電車内などでは、マスクをするだけでも、感染率は下がります。
また、ニュースなどで急性胃腸炎の感染流行の情報があれば、なるべく人ごみには出掛けないのが正解です。
そして帰宅したら、手洗いとうがいを習慣にして、なるべく家にウイルスを持ち込まないことも大事ですよ。
絶食しながらこまめな水分補給
嘔吐や下痢の症状がある場合、水分補給は脱水症状にならないためにも、かなり重要です。
また無理に何か食べると、嘔吐を繰り返す原因にもなり、さらに症状が長引く場合もありますので、絶食した方がよいでしょう。
また辛いからといって、下痢止めや吐き気を抑える薬などの服用は逆効果ですよ。
まとめ
以上、急性胃腸炎の原因と家庭でできる対処法をお伝えしましたが、不安な事があれば、まずは医師に相談してください。
そして、1年を通して発症する可能性がある急性胃腸炎に負けないように、自分にできる予防を心がけましょうね!
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