風邪でメイアクトを服用する際の注意点7つ
メイアクトは、風邪をひいた時などに、よく処方される抗生物質のひとつです。
今回は、効果的にメイアクトを使用するために、服用する際の注意点7つについて、ご説明していきます。
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目次
メイアクトの効果
メイアクトは風邪などの治療に使用される抗生物質のひとつです。
細菌は細胞壁という組織に守られていますが、メイアクトを使用すると細菌の細胞壁を脆くすることができ、原因となる細菌を殺菌してくれます。
風邪の他にも、
- 皮膚科
- 呼吸器科
- 泌尿器科
- 婦人科
- 眼科
- 耳鼻科
- 歯科
などに関する、様々な感染症で使用されている抗生物質です。
それでは次に、風邪でメイアクトを服用する際の注意点を挙げていきますね。
風邪でメイアクトを服用する際の注意点
アナフィラキシ―
アナフィラキシ―とは、薬や食べ物などのアレルギーが原因で起こる症状で、短時間のうちに重症化する状態を言います。
- 息苦しさ
- 喉のつまり
- 喉のかゆみ
- めまい
- 耳鳴り
- 吐き気
- 腹痛
- 皮膚のかゆみ、赤み
- 蕁麻疹
など、これらの症状が短時間の間に複数表れた場合は、一刻も早く病院を受診しましょう。
命にかかわる場合もありますので、状況によっては救急車の利用も考えてください。
吐き気や下痢
抗生物質を利用していると、腸内細菌のバランスが崩れ、下痢・腹痛が起きることがあります。
メイアクトも例外ではなく、まれにクロストリジウム・ディフィシルと呼ばれる嫌気性菌が異常に増え、下痢や腹痛などの症状が表れる場合があります。
下痢が起きてしまったら、病院受診はもちろんですが、自宅でも脱水に気を付けながら療養しましょう。
また吐き気や下痢に関しては、下記に情報をまとめています。
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カルニチンと血糖値の低下
メイアクトの特徴として、薬剤の吸収を高めるために入っている成分が影響し、カルニチンの排泄が進んでしまうことがあります。
カルニチンが減ることで血糖値が低くなってしまうことがあるため、痙攣や意識がはっきりしない状態が表れる場合があります。
そのような状態が表れた場合は、主治医に相談をしてみてくださいね。
腎機能が低下している場合は注意
メイアクトは最終的に、腎臓から尿として排泄されます。
しかし、腎機能が低下している方は排泄の遅れによって、薬の成分が長く血液中に留まってしまうことがあります。
なので、健康診断などで腎機能の低下を指摘されている場合は、主治医に相談をして使用を避けましょう。
飲み忘れた場合
メイアクトを飲み忘れてしまった場合は、気が付いたタイミングで、できるだけ早く服用しましょう。
ただし、次に飲む予定の時間まで4時間を切ってしまっている場合は1回分飛ばし、2回分を1度に飲むことは決してしないでください。
また、自己判断で飲むのをやめたり、自分に処方されたメイアクトを他の人に飲ませたり、勝手に量を減らして子供に飲ませないように注意してください。
飲み合わせについて
メイアクトを自己判断で、他の医薬品と一緒に服用しないよう気を付けましょう。
また、メイアクトのような抗生物質は、アルコールと相性が悪いものとされています。
メイアクトとお酒を一緒に飲んだ場合、低血圧や吐き気・呼吸困難が表れることがあるので要注意です。
耐性菌について
普段からよくメイアクトの処方を受けている場合、細菌自体が耐性を持ち、抗生物質に対して抵抗力がついてしまうことがあります。
このような状態が起きると、薬の効果が十分に得られず、治療が進まなくなってしまいます。
メイアクトを服用してもなかなか症状が治らない場合は、耐性菌になっていることも考えられるため、主治医の先生に相談しましょう。
まとめ
メイアクトは、風邪をはじめとする様々な感染症治療に使われる抗生物質ですが、誤った飲み方をすると副作用が増強されてしまったり、十分な効果が得られなかったりします。
主治医の指示に従い、正しく服用していきましょうね。
また、風邪に関する様々な情報・症状・対処法については、下記を参考にしてみてください。
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