耳たぶが乾燥してカサカサする原因4つと対処法3選
耳は直接目で見ることができないので、なかなか変化に気づきにくい場所です。
だからこそ、耳たぶが乾燥してカサカサしていると、かなり気になりますよね・・・。
そこで今回は、耳たぶが乾燥してカサカサする原因4つと対処法3選について解説していきます。
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目次
耳たぶが乾燥してカサカサする原因
耳介湿疹(じかいしっしん)
耳たぶなどが乾燥してカサカサになり、湿疹ができてかゆくなることがありますが、この症状のことを「耳介湿疹(じかいしっしん)」と言います。
耳介湿疹は、
- 化粧品や化学物質などによるかぶれ
- ハウスダストや紫外線などのアレルギー
- アトピー
などが原因となります。
特にアトピー体質の乳幼児などに多く、かゆいのでかきすぎてしまうことで、出血したり傷ができてしまうことがあります。
また、その傷が細菌感染してしまうと、悪化してしまうこともあるので注意が必要です。
外耳道湿疹(がいじどうしっしん)
「外耳道湿疹(がいじどうしっしん)」は、耳の入り口から2cmほどの部分である「外耳道」に湿疹ができ、乾燥してカサカサになってしまいます。
外耳道というのは刺激に弱くとてもデリケートなので、耳掃除の時などにひっかいてしまったりすることで傷ができ、そこが炎症を起こすことで湿疹ができ、乾燥してカサカサになり、かゆくなってしまいます。
外耳道湿疹は耳介湿疹を併発したり、移行することもあるため、耳たぶも乾燥してカサカサすることがあります。
アクセサリーによる金属アレルギー
耳たぶが乾燥してカサカサする原因のひとつに、ピアスやイヤリングなどのアクセサリーをつけている場合、「金属アレルギー」の可能性があります。
金属のアクセサリーは、身につけていると、汗や体液などによって微量ながら溶けてしまうことがあります。
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それが肌に触れることによりアレルギーを発症し、乾燥してカサカサしたり、かゆくなったり、かぶれや炎症を起こしたりすることがありますが、それが金属アレルギーの症状です。
今まで金属アレルギーではなかった人も、免疫力が低下している時や、アクセサリーが肌に合わなかった時などに発症してしまうことがあります。
シャンプーやコンディショナーの影響
シャンプーやコンディショナーなどの成分が肌に合わなかったり、洗い残しがあったりすることによって、耳たぶが乾燥してカサカサすることもあります。
普段は問題がないのにもかかわらず、体調が悪い時などに、いつものシャンプーやコンディショナーが合わなくなることもあるのです。
耳たぶが乾燥してカサカサした時の対処法
耳を清潔に保つ
耳は構造が複雑なため、汚れがつきやすかったり、シャンプーなどの洗い残しが少なくないなど、不潔になりがちです。
そして汚れや洗い残しが付着したまま放置されてしまうと、耳たぶが乾燥してカサカサする原因となってしまいます。
なので耳は常に清潔に保ち、汚れやシャンプー・コンディショナーなどが残らないよう、しっかり洗い流すようにしましょう。
保湿する
耳たぶが乾燥してカサカサする場合は、しっかり保湿することも大切です。
耳たぶは皮膚が薄くとてもデリケートなため、乾燥しやすい場所です。
なので、保湿にはなるべく肌に負担がかからない、化粧水やワセリンなどを使用するのがおすすめです。
お風呂上がりなどは特に乾燥しやすいので、しっかり保湿しておくようにしましょう。
病院を受診
耳たぶが乾燥してカサカサしてしまい我慢できなかったり、ついついかいてしまいジュクジュクしてきたり、炎症を起こし化膿してしまったという場合は、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。
強いかゆみや炎症などがある場合、アレルギーや湿疹が原因であることも考えられます。
なのでできるだけ早く病院を受診し、検査・治療を受けるようにしましょう。
まとめ
意外にもよく目につく耳たぶですが、乾燥してカサカサするのはとても気になるものです。
耳の皮というのは薄くデリケートなので、トラブルを起こすことも少なくありません。
なので気になったら、早めに対処するようにしましょう。
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