水虫で痒くない種類と特徴5つ
水虫と聞くと、我慢できないほど痒くてじゅくじゅくして・・・というイメージを持つ人が多いですよね。
しかし実は、痒くない水虫もあるんです。
そこで今回は、水虫で痒くない種類と、その特徴5つについてご説明していきます。
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目次
痒くなる水虫のタイプ
水虫にもいくつかタイプがあり、一般的にイメージされることが多いのは、「趾間型(しかんがた)」の水虫で、指の間に赤く腫れる水泡ができ、ひどくなるとじゅくじゅくとふやけ、痒みを生じます。
もうひとつ痒くなるものとしては、「小水泡型(しょうすいほうがた)」の水虫があり、足の側面やかかとに小さな水泡ができる症状で、非常に痒みが強いです。
痒くない水虫「角質増殖型」
そして、痒くない水虫には「角質増殖型」があります。
症状としては、足の裏の皮膚が硬くなり、ガサガサして皮がむけたり、ひび割れができることが多いです。
水虫といえば「痒い」というイメージを持つ人が多いため、角質増殖型の水虫にかかっても、なかなか自分が水虫だと気がつかないことが多いのですが、ひび割れなどがひどくなると、痛くなってきてしまいます。
角質増殖型水虫の特徴
痒くない「角質増殖型水虫」には、どんな特徴があるのでしょうか?
なかなか自己判断が難しいので、詳しく挙げていきますね。
皮がぽろぽろとむける
角質増殖型水虫にかかると、痒みはありませんが、足の裏の皮がぽろぽろむけたり、あかぎれのような状態になったりします。
冬場に悪化する
一般的な水虫というと、夏など暑い時期に多く発症しますが、角質増殖型水虫の場合、夏よりも冬に多く発症します。
乾燥してカサカサ、ゴワゴワした皮膚になり、冬は悪化しやすくなります。
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特にかかとのカサカサ、ひび割れが起きる
角質増殖型水虫は、特にかかとがカサカサしたり、ひび割れの症状がひどくなります。
皮膚も厚くなり、硬くなってカチカチになる場合も多く、ひびが割れるととても痛いです。
足の裏が粉をふいた状態になる
足の裏が全体的に白い粉がふいた状態になることも、角質増殖型水虫の特徴です。
特にかかとに表れやすいです。
足の裏のシワが深くなる
角質増殖型水虫になると、足の裏のシワが深くなる症状も表れます。
皮膚が硬くなり、シワが深くなると、シワに沿って皮がはがれることが多く、はがれ落ちた皮膚には白癬菌がいますので、感染の原因にもなってしまいます。
痒くない水虫は、伝染に注意
痒みが出ない水虫にかかっても、水虫だと気がつかない人が多いため、適切な治療もせず、放置しがちになってしまいますよね。
そんな時は、無意識のうちに他の人にうつしてしまう可能性があります。
なので足の皮がむけてきたり、白く粉が浮く症状が続いていると感じたら、水虫を疑ってくださいね。
同居する家族にうつさないよう、直接肌に触れるものは、兼用しないようにしましょう。
痒くない水虫の治療法
痒くない水虫の治療法には、皮膚科に行くことが1番です。
痒くなる水虫に比べて、塗り薬だけでは完治しにくく、飲み薬が必要になることがほどんどです。
自己判断での市販薬治療では、なかなか治りにくい水虫ですので、皮膚科を受診し、きちんと治すようにしてくださいね。
まとめ
痒くない水虫は、痒い水虫に比べると、ラクに思えるかもしれませんが、放っておくと完治するまでの時間が非常に長くなってしまう水虫です。
なので、何か異変に気がついたら、なるべく早く皮膚科を受診してくださいね。
また、かゆい水虫の対処法について、下記記事を参考にしてみてください。
そして、その他「水虫」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますので、チェックしてみてくださいね。
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