水虫治療を自宅で行う方法5選
水虫は放置していて治る病気ではないので、必ず治療が必要ですが、病院へ行く時間がなくて困っている人も多いのではないでしょうか。
そんな方のために今回は、自宅で出来る水虫治療を紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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目次
水虫治療を自宅で行う方法
水虫になっている所を綺麗に洗う
水虫は綺麗ではない環境を好みますので、外から帰った時やお風呂の時には、患部を綺麗に洗って清潔を心がけて下さい。
しかし、綺麗にしたいからとゴシゴシ洗うことはせず、手で泡立てた石鹸を使い、優しく丁寧に洗って、しっかりと流して下さい。
最近では、水虫の原因である真菌に効果のあるボディソープも市販されており、使用すると水虫を広げない予防にもなるのでおすすめです。
水虫部分に水気を残さない
水虫は、水気の残った環境を好みますので、綺麗に洗った後は、しっかり拭いて水気を残さないようにして下さい。
水虫がよく出来る足の指などは、特に拭き残しが多い場所で、拭き残しがあると菌が繁殖して水虫が悪化してしまうため、念入りに拭くように心がけて下さい。
水虫部分に湿気を溜めない
水虫は湿気を好み、湿気がある場所は、菌が繁殖しやすくなります。
ですので、湿気を溜めないようにする必要があり、具体的には通気性の良い素材の下着や靴下を身に着けることや、長時間靴を履いたままにしないなどの対策が必要です。
水虫部分や触れた物には消毒
水虫は「真菌」という菌が原因で発症し、真菌に触れると感染の恐れがあるので、水虫を広げないためには、水虫部分や水虫部分を触った手、また水虫部分が触れた物には消毒が有効です。
真菌に効果の高い消毒液は、次亜塩素酸やポピドンヨードと言われているので、使用場所に応じて濃度などに注意し、消毒するようにして下さい。
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しかし、消毒だけでは水虫は治らないので、消毒した後は次に紹介する塗り薬を使用して下さい。
市販の水虫に効く薬を塗る
水虫は、真菌をやっつけないと治らず、それには薬が必要になります。
市販されている水虫の薬は様々なタイプがあり、それぞれのタイプの特徴を知って、自分の治療に適したものを選ぶ必要がありますので、それぞれの特徴を紹介します。
液体タイプ
液体タイプは、皮膚の奥の角質部分まで薬が浸透してくれるのが特徴ですが、アルコールが含まれているものもあるので、肌が弱い人は注意が必要です。
ジュクジュクした水虫は刺激で痛みが出ることもあるので、あまりおすすめ出来ません。
軟膏タイプ
軟膏タイプは、伸びずに塗った部分に残るため、水虫部分を保護する効果や保湿をする効果も期待できますが、その分ベタベタするのがデメリットでもあります。
液体タイプより、浸透力は低いですが、液体より刺激が弱いと言われています。
クリームタイプ
クリームタイプは伸びがよく、軟膏よりもサラッとしているのが特徴です。
ジュクジュクした水虫や、カサカサした水虫のどちらにも効果が高く、塗りやすいので範囲の広い水虫にもおすすめです。
スプレータイプ
スプレータイプは、痒みのある足の水虫に効果があるとされていますが、効果がある時間は短いので、一日に数回使うことをおすすめします。
スプレータイプは、手に薬が付くこともなく、水虫部分に触れないで治療が出来るのが特徴です。
治療にかかる期間
水虫治療を自宅で行った場合に多いのが、完全に治る前に治療をやめてしまうことです。
症状が軽くなっても、真菌が完全にいなくなったわけではないので、1~2か月間は薬を続けて塗ることをおすすめします。
また、治ってからも水虫になりやすい部分は、清潔を保ち湿気を溜めないことが、再発への予防になります。
まとめ
水虫治療を自宅で行う場合も薬は必要になり、水虫の場所やタイプによって効果のある薬のタイプが変わるので、水虫になったら、薬剤師や登録販売士によく相談して、薬を選ぶようにして下さい。
そして、根気強く治療を続けて、しっかり治して下さいね。
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