「眠い」と「気持ち悪い」が両方くる場合の原因6つ
疲れている時に眠気が出ることはよくあると思いますが、眠気ばかりでなく気持ち悪くなってしまった経験はありませんか?
何かの病気かと不安になりますよね・・・。
そこで今回は、「眠い」と「気持ち悪い」が両方くる場合の原因6つについて、ご説明していきます。
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眠さと気持ち悪さの原因
睡眠不足
睡眠不足の状態で眠気が出るのは、ごく当たり前のことに思えますね。
では「気持ち悪さ」を伴う時は、体はどのような状態なのでしょうか?
睡眠が十分に取れないと、脳と体を休めることができないため不調が表れます。
睡眠は、起きている時間に脳内に溜まった毒素を掃除するために必要不可欠なのです。
睡眠不足の時に頭がボーっとしたりするのは、取り除ききれなかった毒素を日中に除去する必要があり、そこにエネルギーを取られてしまうことが原因であるとの研究結果があります。
その状態が続くと疲れの回復が遅れ、免疫機能が落ちていきます。
結果、眠気とともに気持ち悪さなどの症状が一緒に表れるのです。
自律神経失調症
自律神経は緊張状態の「交感神経」と、リラックス状態の「副交感神経」がシーソーのようにバランスをとって成り立っています。
この2つの神経がうまくバランスを保つことにより、心と体が安定しているのです。
しかしストレスなどの影響でバランスが崩れてしまうと、体に様々な不調が表れます。
それが「自律神経失調症」の状態です。
- 不眠
- 頭痛
- めまい
- 微熱
- 肩こり
- 動悸
- 下痢
- 便秘
- 嘔吐
など症状は多岐に渡り、その中に「気持ち悪さ」も含まれます。
妊娠
妊娠初期に見られる症状で「眠りつわり」というものがあります。
これは、妊娠による体の変化により、いくら寝ても寝たりないという状態です。
また、
- 常に吐き気があるつわり
- 匂いに吐き気をもよおすつわり
- 空腹時に気持ち悪くなるつわり
などがあり、何かと気持ち悪さがつきまとうのです。
これらの多くは妊娠中期から後期にかけて治まっていきます。
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月経前症候群
月経開始3日前から1週間前に起こる、眠気や気持ち悪さを伴う症状のことを月経前症候群(生理前症候群)と呼びます。
この症状は実に50%~80%もの女性が経験しているものです。
主に吐き気の症状が最も多く、乗り物酔いにも似た気持ち悪さに襲われます。
月経前症候群かと思っていたら、妊娠のつわりだったということもよくあるそうなので、安易に薬を服用したりしないように気を付けましょう。
月経前症候群の症状がある方は、体の変化をしっかり把握するために基礎体温を付けることをおすすめします。
貧血
貧血は、赤血球のヘモグロビンが少なくなることで起こります。
赤血球は体中に酸素を送る役割をしているため、酸素不足による体の不調が表れるのです。
脳に酸素が足りなければ眠気に繋がりますし、めまいや気持ち悪さを感じるもあります。
赤血球を作るのに必要な鉄分・タンパク・ビタミンをしっかり摂取することで、多くは改善できますよ。
貧血に関しては、下記記事もぜひ参考にしてみてください。
また、爪やまぶたの裏が白ければ貧血の可能性があります。
眠気と気持ち悪さがある時に確認してみましょう。
※爪に関する様々な情報・症状・対処法に関しては、下記の記事で詳しくご説明しています。
低気圧の影響
気圧というのは、全身が大気から一定の基準で押されることを示すものです。
低気圧になると体にかかる圧力が減り、減った代わりに体は膨張してしまうのです。
膨張すると血管やリンパの流れも低下するため、通常より血行が悪くなり体調不良に繋がります。
特に女性がこの影響を受けやすく、頭痛・腰痛・肩こり・めまい・気持ち悪さなどの症状が出ます。
また低気圧の時は、上昇気流の影響で空気中の酸素濃度が薄くなり、酸素不足による眠気が生じることがあるのです。
まとめ
眠さと気持ち悪さの原因は,、色々とあることが分かりましたね。
生活習慣から外的要因まであらゆるものが眠気と気持ち悪さに繋がります。
規則正しい生活習慣と、体調の変化に敏感になることで、事前に症状が出そうな時期を予測することもできるかも知れません。
そして、いつも以上に症状が重く、長引くような時は、病院の受診も考えましょうね。
また、その他「眠気」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。
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