熱と頭痛で子供が苦しんでいる原因と対処法7選

熱と頭痛で子供が苦しんでいる原因と対処法7選

子供が熱と頭痛で苦しんでいたら、親としてはどうにかしたいですが、原因が分からず対処しても逆効果です。

熱と頭痛の原因が分かれば、正しい対処方法も分かるので、今回は原因ごとの対処法をご説明したいと思います。

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熱と頭痛で子供が苦しんでいる場合の原因と対処法

風邪

子供が風邪を引くと、熱や頭痛に加えて、咳や鼻水などの症状も加わり、とても苦しそうですよね・・・。

風邪でも、38℃を超えるような熱が出る場合もありますし、ひどい頭痛を訴える場合もあります。

 

風邪による熱や頭痛の対処は、風邪薬や頭痛に対する痛み止めを飲むことですが、市販薬を使う時は、子供が飲むと説明して薬剤師に相談し、粉薬や錠剤を飲めない子供には、病院で処方してもらえるシロップの薬がおすすめです。

 

インフルエンザ

インフルエンザにかかると、急な高熱やひどい頭痛で心配だと思いますが、まず病院を受診し、インフルエンザの薬を処方してもらって下さい

その後、熱が下がらない時は、太い動脈が通っている脇の下などを冷やしてあげましょう。

 

熱が下がらない場合に使う解熱剤は、使用の目安が38.5℃以上と言われていますが、元気そうに過ごしていたら使用する必要はありません。

また、熱による脱水にも注意し、こまめに水分補給をすることが大切です。

 

中耳炎

中耳炎は耳の病気ですが、発熱や頭痛の症状も出る、子供に多い病気の1つです。

鼻水などの中にある細菌が耳の方まで届いてしまい、炎症を起こすもので、耳の中が膿んでしまうことも多く、治療に時間がかかると言われています。

 

発熱や頭痛への対処は解熱鎮痛剤を使い、炎症は抗生物質を使ったり、膿んでいる部分を切る処置をすることもあります。

中耳炎の原因である鼻水をこまめにかんで、中耳炎の予防をすることも大切です。

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溶連菌感染症

溶連菌に感染すると、最初に発熱や喉の痛みが出て、その後頭痛や発疹が出ると言われています。

溶連菌感染症が治れば、熱や頭痛は治まることが多く、そして溶連菌感染症には抗生物質が有効で、指示された期間きちんと飲めば、重症化しない病気なので安心してください。

 

ただし治療せずにいると、髄膜炎などの合併症を引き起こすリスクが高くなるので、注意が必要です。

 

髄膜炎

髄膜炎とは、脳と脊髄の髄膜という部分の炎症で、細菌感染やおたふくかぜのウイルスなどが原因で起こります。

髄膜炎になると、高熱やひどい頭痛も発症しますが、子供は詳しく症状を説明することができないので、首が硬くなっていたり、嘔吐の症状があれば、すぐに病院を受診して下さい。

 

髄膜炎の対処は原因によって異なり、細菌なら抗生物質を使い、ウイルスの場合は解熱剤と頭痛を抑える痛み止めで対処します。

 

脳炎

脳炎とは、ウイルスが原因で脳が炎症を起こすことですが、発熱や頭痛、けいれんなどが代表的な症状です。

発熱は微熱程度のこともあるので、風邪と間違うこともあるかも知れませんが、インフルエンザやはしかなどウイルスによる病気にかかった後、頭痛が続く場合は注意が必要です。

 

ウイルスに対する治療は出来ないですが、脳炎は命に関わる病気ですので、予防のためにワクチンを打っておくことをおすすめします。

 

ストレス

子供の場合は、ストレスや不安、また精神的な苦痛が、発熱や頭痛という症状に出ることもあります。

他の症状が無い場合や、病気の原因が思い当たらない場合は、ストレスが原因の症状かもしれないことも頭に入れて、ぜひ病院に連れて行ってあげてくださいね。

 

まとめ

子供はよく熱を出すので、家で対処する方も多いですが、頭痛の症状が出る時は、注意が必要ですね。

また小さな子供の場合は、苦しんでいるだけで症状を上手く伝えられない場合も多く、保護者が普段との違いに気付いてあげることがとても重要です。

そして原因が分からない時は、早めに病院を受診して、早期の治療を心がけて下さいね。

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