肉離れをしたが、歩ける場合の対処法9選
無理な運動や筋肉疲労などによって起こってしまう肉離れですが、症状が軽いと歩ける場合があります。
そこで今回は、肉離れをしたが歩ける場合の対処法9選について解説していきます。
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目次
肉離れをしたが歩ける場合の対処法
テーピングをする
室内などでで歩く際、幅の広いテープで、肉離れした場所を覆うようにテーピングしてください。
この時、肉離れした場所の周辺もしっかりテーピングすると、筋肉が固定されて歩きやすくなります。
ただし、軽い肉離れで歩く移動距離が短い時の応急処置ですので、外出時の対処法には向いていません。
テーピング用のテープは、ドラッグストアなどでも販売されているのでいつでも手に入りますが、テーピングする位置は、病院で医師に相談してみてください。
サポーターを使用する
整形外科を受診すると、自分の体型に合ったサポーターをすすめてくれますが、これは肉離れして歩ける時の強い味方となってくれます。
テーピングに比べて筋肉のサポート力も抜群で、歩いても肉離れした場所に負担もかかりにくいです。
テーピングをした上にサポーターを一緒に使用すると、さらに効果的です。
湿布を貼る
湿布には温湿布と冷湿布がありますが、肉離れでも歩けると分かった時点で、歩く前に肉離れした場所に先に冷湿布を貼るとよいとされています。
歩くと筋肉を使い、肉離れ箇所に刺激を与えてしまうので、先に冷やすことで筋肉の血管の収縮を促し、患部が冷えてきたら温湿布を貼って血液循環を良くして筋肉を和らげます。
湿布はドラッグストアでも売っていますが、整形外科などでも処方してくれますので、肉離れを改善しながら歩くためにも病院を受診するようにしてください
冷却スプレーを持って歩く
先ほどとは逆に、肉離れをした状態ですと、少し歩くと筋肉が急に熱を持ってきます。
すると、痛みが出て歩けなくなることもありますので、肉離れ部分が熱くなってきたら、冷却スプレーを噴射してみてください。
すぐに筋肉が引き締まって血行も改善されますので、痛みも和らぎます。
歩く前に準備運動をする
歩けるからといって急に歩きだすと、肉離れが悪化する恐れもあります。
なのでまずは筋肉をほぐすためにも、ゆっくりした動きで準備体操をしましょう。
特に柔軟体操は、肉離れのリハビリでも取り入れられていますので効果的です。
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「準備運動を取り入れただけで、日に日に歩ける距離が増えて、歩いていても痛みを感じなくなった」という話しもよく聞きます。
できれば医師などの専門家に相談して、どのような準備体操が今の自分に合うかアドバイスを受けてみることをオススメします。
歩く際はかなりペースを落とす
肉離れを悪化させないためにも、歩く際にはかなりペースを落とすことも大切になります。
自分では歩けるつもりでも、少し早歩きしただけで肉離れがひどくなったりしますので、足の運びをゆっくりとし、着地も穏やかに歩いてください。
万が一急いでいても、絶対に走らないようにしましょう。
長時間歩き続けない
あまり肉離れの痛さがないと、どこまでも長時間歩き歩いてしまう人がいますが、長時間になればなるほど、肉離れ部分の負担は当然大きくなります。
なので、どうしても遠くまで歩かないといけない場合は、必ず途中で休憩を取ってください。
立ち止まるだけではなく、座って肉離れ部分、そして周辺の筋肉を休めてあげないと、筋肉に過度の負担がかかりすぎてしまいますので。
医師に相談して痛み止めを服用してから歩く
肉離れで少しの痛みはあるが歩ける場合は、応急処置として「ロキソニン」や「ボルタレン」などの痛み止めを服用してから歩くことも可能です。
痛み止めには消炎作用も含まれていますので、歩く前に飲むと痛みも軽減され、肉離れの進行も防ぐことができます。
しかし痛み止めを服用したからといって、いつもと同じ調子で歩きすぎてしまいようなことは、絶対にしないでください。
整形外科を受診する
肉離れの状態でも歩きたいのであれば、何よりも整形外科を受診して、歩き方や今後の治療方針などのアドバイスを医師から受けることが大切です。
肉離れの度合いによって、歩き方や生活スタイルも変えなければいけないので、早く治すためにも病院に通い治療しながら、歩くようにしてください。
まとめ
以上、肉離れをしたが歩ける場合の対処法9選について解説しました。
肉離れした場合は、歩ける自信があっても自己判断はせず、医師に相談しながら、細心の注意を払って歩くようにしてください。
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