太ももを肉離れした場合の応急処置と治療法(注意点3つ)

肉離れの治療(太もも)について解説!

太ももの肉離れを経験したことのある人は、多いのではないでしょうか?

肉離れの発生箇所として、太ももは大半を占めると言われています。

そこで今回は、太ももを肉離れした場合の応急処置と治療法(注意点3つ)について解説していきます。

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太ももの肉離れの応急処置

太ももが肉離れを起こした時のために、RICE処置「R=安静する」「I=患部を冷やす」「C=圧迫する」「E=挙上」という、基本的な応急処置方法を覚えておいてください。

RICE処置に関しては、下記で詳しくご説明しています。

 

RICE処置は肉離れ以外にも使える応急処置の基本ですので、覚えておくと今後の生活に役立ちます。

そして、特に太ももの肉離れの応急処置の場合、アイシング圧迫が重要になってきます。

 

アイシングの方法

肉離れをした部分を冷やす、いわゆる「アイシング」は、痛みの軽減や炎症の拡大を防ぐためにも、とても大切になってきます。

アイシング用のスプレーを使用する場合もありますが、持続性がないため、保冷剤や氷水で冷やす方が効果的です。

具体的には太ももを肉離れした場合、肉離れした部分を動かさないようにして、保冷剤や氷水で10分以上冷やすようにしましょう。

痛みが続く場合は、冷やし続けておくとよいでしょう。

 

圧迫の方法

太ももを肉離れした場合、冷やしながらさらに圧迫してください。

具体的には、バンテージやサポーターなどでしっかりと太ももを包み、筋肉をギュッと固めるようなイメージで圧迫してください。

筋肉は、ギュッと圧迫することで回復力を高められ、痛みも軽減できます。

もし圧迫をして痛みがひどくなる場合は、血管が傷ついているか、関節が傷ついている可能性があります。

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太ももの肉離れの治療法

症状がある程度落ち着き、治療段階に入ってきたら、「温熱療法」を中心に肉離れの治療が始まります。

温熱療法とは、患部を温めながら、肉離れを起こしている箇所を集中して治療することを言います。

そして太ももの肉離れのリハビリは、「レッグエクステンション」と言って、様子を見ながら太ももの伸展動作を開始し、だんだんと軽いジョギングなどに切り替えていくことが多いです。

 

太ももの肉離れの治療期間

程度にもよりますが、太ももの肉離れの治療期間は、2週間程度が通常です。

そして1ヶ月もすれば、軽いジョギングが行えるくらいまで回復するでしょう。

しかし無理をしてしまうと、肉離れは慢性化する恐れがありますので、気をつけてください。

 

太ももの肉離れの治療中に気をつけること

とにかく肉離れ箇所に負担をかけない

太ももの肉離れの治療中は、症状が落ち着くまでらなるべく地面との接地を避け、できれば松葉杖を使うなどして、肉離れ箇所の負担を軽くすることが大切です。

 

体重管理に気をつける

太ももを肉離れすると、足はあまり動かさなくなります。

そして足を動かさず、いつも通り食事をしていると必ず太ります。

栄養バランスのよい食事は大事ですが、スナック菓子などの間食は避け、体重管理には気をつけるようにしてください。

体重が増えてしまうと、せっかく治った肉離れが再発してしまうことも考えられますので。

 

中途半端に治療をやめない

太ももの肉離れを治療し、症状の回復を実感してきました。

しかし完治しない状態のまま、勝手な判断で治療をやめてしまうと、肉離れした部分の筋肉は弱いままなので、少しの刺激で肉離れは再発してしまったり、何度も肉離れを繰り返すことになる危険があります。

「早く治したい」と焦る気持ちは分かりますが、しっかり完治するまで、勝手な自己判断で治療はやめないでください

病院の先生に判断してもらうようにしましょう。

 

まとめ

以上、太ももを肉離れした場合の応急処置と治療法(注意点3つ)について解説しました。

太ももの肉離れの再発や慢性化防ぐためにも、正しい応急処置と治療法で対処していきましょう。

その他肉離れの様々な症状と対処法は下記の記事にまとめています。

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