大人が歯ぎしりする原因と対処法5選
大人でも「歯ぎしり」に悩む人は多くいます。
子どものころの歯ぎしりは、成長するにつれて治ることが多いですが、大人の歯ぎしりは治りづらいものですよね。
そこで今回は、大人が歯ぎしりする原因と対処法5選についてご紹介していきます。
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目次
大人の歯ぎしりの種類
- グラインド(ぎりぎりと歯を前後に動かす)
- クレイリング(無音で奥歯を噛む)
- タッピング(かちかちと歯の音を出す)
「グラインド」は、は多くの人が思い浮かぶ一般的な「歯ぎしり」です。
上と下の歯をこすり合わせ、音を出します。
「クレイリング」は無音なので、自覚症状がない人がとても多いです。
特に寝ている時に、起こる症状ですね。
「タッピング」は音がしっかり出ているために、その症状に気づくことが多いです。
3種類の歯ぎしりの中でも一番起こる可能性が少ないではありますね。
以上が、大人の歯ぎしりの種類となります。
それでは次に、大人が歯ぎしりする原因と対処法についてです。
大人が歯ぎしりする原因別対処法
ストレス
仕事の残業や、多忙な家事、友人関係のもつれなど、現代人は多くのストレス要因に囲まれて生きています。
そのストレスを解消するべく、音楽を聴いたり、運動をしたりなど色々しますよね。
しかし、それでもストレスが解消できなかった時に、歯ぎしりをすることで、ストレスを抑え込んでしまうことがあるのです。
なので自分なりのストレス解消方法、リラックス方法を見つけておくことが大切です。
生活習慣
長年の生活習慣によって、歯ぎしりをする癖がつくという場合もあります。
例えば、運動をしている時や仕事をしている時など、非常に集中している時などに、歯を噛んでしまっていることが多いそうです。
なので、集中している時も体の力を抜いて、顔を緩めてあげるように心がけましょう。
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歯の噛み合わせ
驚くべきことに、歯の噛み合わせは時間の経過とともに変わっていきます。
体の成長や老化に応じて変化しているのです。
体の発達が著しい時、また病気にかかった時など短い期間で変化することで、歯ぎしりも強くなっていくのです。
なので歯ぎしりが多くなってきたと感じたなら、すぐに歯医者に行き診察してもらい、噛み合わせを見てもらったほうがいいかもしれませんね。
病気
睡眠時無呼吸症候群や逆流性食道炎などの病気にかかっていると、歯ぎしりをすることが多くなります。
眠りが浅い時に歯ぎしりが起こりやすく、また病気が良くなると歯ぎしりをする傾向も減少するので、早めの治療を行いましょう。
詰め物
歯医者さんで詰め物をした後、時間の経過とともに詰め物の高さが変わってしまったという原因で、歯ぎしりが起こる可能性もあります。
詰め物が取れやすい人ほど、歯ぎしりをする傾向にあるので、定期的に歯医者さんにチェックしてもらいましょう。
その他、大人の歯ぎしりに有効な対処法
マウスピースを使った治療
マウスピースを装着することにより、歯ぎしりから歯を守ることができます。
注意することは、できる限り市販のマウスピースを使わないようにするということです。
人によって歯の噛み合わせは異なるので、必ず歯医者で自分に合うもの作ってもらいましょう。
漢方薬
歯ぎしりの起こる原因のひとつに、ストレスがありました。
漢方の中には、感情をコントロールしやすくするという薬もあるので、利用してみるのも良いかもしれません。
中でも、抑肝散(よくかんさん)がオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
歯ぎしりは、体に多大な影響を与えることがあるようです。
虫歯や歯周病なども歯ぎしりによってさらに悪化し、顔や顎の歪み、ときに強烈な頭痛を引き起こすこともあります。
まずは、ストレスの解消、そして定期的な検診をして、日ごろから歯をいたわることから始めましょう。
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