親知らずの虫歯を放置してはいけない6つの理由
親知らずは奥歯の奥に生えてきますので、虫歯になりやすい状態です。
そして、親知らずが虫歯になった場合は、放置すると後々大変なことになる可能性があります。
そこで今回は、親知らずの虫歯を放置してはいけない6つの理由について、ご説明していきます。
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目次
親知らずの虫歯を放置してはいけない理由
激痛
親知らずが生えると、歯ブラシでは磨くことが難しく、歯石がたまりやすく虫歯になりやすい状態が続きます。
そして親知らずが虫歯になった場合、知らない間に神経にまで虫歯に犯され、膿が溜まります。
そこまで深く虫歯が浸透してしまうと、激痛が待っています・・・。
虫歯の治療は早めに行うに超したことはないので、痛みを少しでも感じたら、歯医者を受診しましょうね。
※参考記事:親知らずの虫歯が痛い場合の対処法9選
周りの歯も虫歯になりやすい
親知らずは磨きにくいので、虫歯になってしまった場合、隣の歯にすぐ広がる可能性があります。
親知らずの虫歯は、虫歯菌にとって最高の環境と言えますからね。
親知らずがまっすぐ生えている場合はまだよいのですが、斜めや横向きに生えていると、磨き残しの箇所はどんどん増えていきます。
放置しておくと、親知らずが虫歯なのか、隣の歯が虫歯なのか、自分ではなかなか判別ができないほど、痛みがひどくなってしまいます・・・。
骨まで炎症が広がる
親知らずの虫歯が進行していくと、やがて神経にまで炎症が達します。
神経に炎症が広がった時点で、かなりの痛みを感じているはずですが、さらに放置してしまうと、炎症は骨にまで広がります。
骨の炎症により、親知らずの周りの骨が溶けてしまい、やっと治療を始めても、辛い痛みに耐えなくてはならない期間が増えるだけです・・・。
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顎や喉に炎症が広がる
親知らずの虫歯を放置していると、顎や喉など、口の中以外にも炎症が広がる可能性があります。
親知らずの虫歯の炎症がにより、歯の根っこを溶かす膿が、骨や喉など、周りの部分に広がることが原因です。
炎症がそれほどまででひどくなった場合、口が開けられなくなる危険もあります。
そして激しい痛みも伴いますので、その前に対処することが大事ですね。
蓄膿症になる
蓄膿症と言うと、鼻の病気をイメージする人が多いと思いますが、親知らずの虫歯を放置したことが原因で、蓄膿症を引き起こす可能性があります。
正式には歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)と言い、副鼻腔の中の上顎洞という空洞に、上の親知らずの虫歯の菌が入り込むことで起こります。
やがて膿が溜まり、腫れや痛みも伴います。
親知らずの虫歯を放置すると、口の周りのあらゆる部分に影響が出てしまうのですね・・・。
痛み止めが効かなくなる
親知らずの虫歯を放置している人は、進行していくに従って、痛みも増していきます。
痛み止めを服用することで、ある程度は抑えられることから、始めのうちは痛み止めを飲んで、放置してしまう人も多いでしょう。
しかし、放置しておいても虫歯は治らないどころか、痛みは増すばかりです。
そして最終的には、痛み止めも効かなくなりますので、痛みが浅いうちに治療をしましょうね。
虫歯が自然治癒することはない
歯医者での治療は、痛みを伴うことが多いので、どうしても憂鬱で後回しにしてしまいたくなりますよね・・・。
しかし、親知らずの虫歯が自然治癒することはあり得ません!
悪化してからの治療ほど、痛みが増しますし、時間も費用もかかります。
他の歯への影響も考えると、早期治療が1番なのです。
まとめ
親知らずの虫歯は、放置すればするほど身体に悪影響を及ぼします。
他の歯や場所に悪影響を与える前に、なるべく早く治療を始めることで、痛みも少なく済みますし、時間と費用も抑えられますよ。
また、その他「親知らず」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますので、チェックしてみてくださいね。
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