ペラックT錠の副作用8つ

ペラックT錠の副作用8つ

のどが痛い時に飲む薬に、ペラックT錠があります。

手軽に購入できるため、あまり気にせず飲んでいる人が多いのではないでしょうか。

実は、ペラックT錠のように手軽に購入できる薬でも、副作用に注意が必要です。

そこで今回は、ペラックT錠の副作用8つについて、ご説明していきます。

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ペラックT錠について

ペラックT錠は、のどの腫れや痛み、口内炎に効果がある薬です。

※口内炎については、下記に情報をまとめています。

→口内炎に関する様々な情報・症状・対処法まとめ

 

配合されている成分はトラネキサム酸、カンゾウ乾燥エキス、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンCナトリウムです。

トラネキサム酸は、腫れや痛みを抑える働きがあります。

 

カンゾウ乾燥エキスは、主成分であるグリチルリチン酸にアレルギーや炎症を抑える働きがあります。

ビタミンB類は、のどの粘膜を修復する働きが、ビタミンCは免疫力をアップさせる働きがあります。

 

ペラックT錠の副作用8つ

発疹・発赤・かゆみ

以前、ペラックT錠を飲んだ時に、体がペラックT錠に対する抗体をつくってしまい、次に薬を飲んだ際、異物と判断して起こる、薬物アレルギーの症状が出てしまう場合があります。

この症状の特徴は、全身に発疹や発赤が出ることと、基本的に左右対称であることが挙げられます。

また、かゆみの程度は人によってさまざまですが、かゆすぎて眠れない人もいます。

 

吐き気・嘔吐

空腹時や少ない水でペラックT錠を飲んだ時に、胃酸の影響で吐き気や嘔吐を起こすことがあります。

吐き気や嘔吐を防ぐには、食後にたくさんの水か、ぬるま湯を飲むとよいです。

それでも収まらない場合は、胃薬を一緒に飲むようにしてくださいね。

 

胸やけ・胃部不快感

これもペラックT錠を飲むことで、胃が荒れてしまう副作用です。

市販の胃薬を飲むと、症状が和らぎますよ。

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普段食事の後など胸焼けしやすい人は、特に注意が必要ですね。

 

食欲不振・食欲増進

ペラックT錠の副作用として、食欲不振や、逆に食欲増進も見られることもあります。

胃酸の影響で起こることも多く、胸焼けや吐き気と一緒に現れることもあります。

こちらも市販の胃薬で改善されることがあります。

 

めまい

ペラックT錠の副作用によるめまいは、中枢神経の働きが抑えられて起こると言われています。

めまいが起こった時は、無理に動こうとせず、横になるなどしてくださいね。

 

頻尿

頻尿とは、1日に8回以上おしっこが出てしまうことを言います。

これはペラックT錠を服用したことにより、筋弛緩作用が働いて、膀胱の排尿筋が過剰に収縮したり、尿道の括約筋が弛緩して、おしっこに何度も行きたくなってしまうのです。

一般に、女性より男性の方が多いと言われています。

 

偽アルドステロン症

これは、重い副作用です。

ペラックT錠に配合されている、カンゾウ乾燥エキスの主成分である、グリチルリチン酸を服用していると、
アルドステロンというホルモンがたくさん体に分泌されているのと、同じ状態になります。

この「偽アルドステロン症」という症状は、男性より女性の方が2倍発症率が高く、50~80歳代に多いです。

 

症状は、

  • 高血圧
  • むくみ
  • 手足の力が抜ける
  • しびれ
  • 頭痛
  • 喉が渇く

などが挙げられます。

症状が出た場合は、薬の服用をやめて、急いで病院を受診してください。

 

ミオパチー

こちらも重い副作用です。

ミオパチーは筋肉に障害が出て、けいれんやしびれ、歩行障害などを引き起こします。

 

ミオパチーは、偽アルドステロン症の症状がひどくなった際、赤褐色の尿やインスリンが分泌されなくなる症状とともに、起こることがあります。

もともと高血圧や糖尿病の人が起こしやすい病気です。

 

まとめ

以上、ペラックT錠の副作用8つについて、ご説明しました。

ペラックT錠は副作用を抑えるために、成分量が少なめにはなっていますが、今回ご紹介したような副作用が出る場合もあります。

 

なのでペラックT錠を飲む場合は、箱の中に一緒に入っている説明書をしっかり読んで、用量・用法をしっかり守って服用してください。

そして、副作用の症状が現れたら、すぐに病院を受診するようにしてくださいね。

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