pm2.5がもたらす12個の症状とは?
pm2.5とは、身体に様々な悪影響をもたらすものとして有名です。
なんとなく「pm2.5は身体に悪いもの」として認識されてはいますが、具体的にどのような症状が表れるのでしょうか?
そこで今回は、pm2.5がもたらす12個の症状について解説していきます。
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目次
pm2.5とは?
pm2.5は、大きさが2.5マイクロメートル以下の、大気を漂う粒子状の物質です。
自動車の排ガスや工場の煙などから発生し、吸い込むと肺の奥まで入りやすく、健康被害を引き起こす可能性がある危険な物質です。
最近では中国における大気汚染の発生を受け、日本でのpm2.5濃度も上昇し、健康に被害を及ぼすのではないかと心配されています。
中国からは、黄砂の心配もありますので、偏西風の影響も恐いですよね。
※黄砂に関しては、下記の記事で詳しくご説明しています。
では、実際にpm2.5の影響で、どんな症状が出るのでしょうか?
詳しく解説していきます。
pm2.5の症状
目のかゆみ・充血
pm2.5の代表的な症状として、目の症状があります。
pm2.5の細かな粒子は、目にも容易に入り込みます。
アレルギー反応から、目がかゆくなったり、充血したり、痛みを伴う場合もあります。
喉のかゆみ・痛み
pm2.5を吸い込み、喉に付着することで、喉のかゆみやイガイガ、痛みを感じる人も多くいます。
花粉症の症状と似ていることから、なかなか気がつかない人も多いです。
くしゃみ
pm.5の粒子が鼻や口から入り込むことで、身体は異物に反応し、くしゃみで追い出そうとする働きをします。
発熱
pm2.5が原因で直接出るということではなく、pm2.5により、喉や鼻の粘膜が炎症することで、発熱の症状が出る場合があるようです。
風邪の症状と間違える人が多いようです。
咳
咳もまた、pm2.5が喉に入り込むことで起こる、代表的な症状です。
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炎症により、咳が止まらなくなったり、長い時間咳き込むこともあり、多くの人が悩まされるpm2.5の症状と言えるでしょう。
あまりにも長く咳が続く場合、気管支炎などの心配もありますので、病院で診察を受けてくださいね。
吐き気
pm2.5の症状として、吐き気も多く挙げられます。
咳が止まらなかったり、連続して出続けることで、同時に吐き気が起こることもあるんですね。
関節痛
喉や鼻の炎症により発熱が起こった場合、関節痛も表れる人が多いようです。
こちらもまた風邪の症状と似ていますので、勘違いする人は多いです。
アトピー性皮膚炎のかゆみが増す
元々アトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の人が、pm2.5の影響でかゆみが増すことも多々あります。
アトピー性皮膚炎の人は、皮膚が他の人よりもデリケートで、アレルギー反応も起こりやすい状態です。
そこにpm2.5の刺激により、症状が悪化するケースが多くありますので、対策に注意が必要です。
花粉症の症状が増す
元々pm2.5から表れる症状と花粉症のアレルギー症状は酷似していて、その症状がpm2.5が原因であったとしても、花粉症と勘違いしている人も多くいます。
花粉症での目や喉、鼻の症状がいつもよりひどいと感じたら、もしかするとpm2.5の症状により悪化している可能性もあります。
※花粉症の情報・症状・対策・薬に関しては、下記に詳しくまとめています。
ぜんそくや気管支炎
pm2.5の影響で出る症状として1番多く怖いのは、ぜんそくや気管支炎などの病気を発症してしまうことです。
元々ぜんそくを持っている人はもちろん注意が必要ですが、普段はなんともない人も、pm2.5が身体に入り込むことで、咳が止まらずぜんそくや気管支炎になる危険があります。
肺気腫
タバコが主な原因とされている肺気腫ですが、pm2.5の侵入により、気管支に炎症が起こり、肺胞が破壊されることで、肺気腫になる危険もあります。
息苦しさや、痰が大量に出るなどの症状が続いたら、肺気腫のサインかもしれません。
まとめ
pm2.5の症状について、まとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
pm2.5が気になる場合は、とにかくできる対策から始めていきましょう。
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