リウマチからくる首の痛みの対処法4選

リウマチからくる首の痛みの対処法

日本で70万人~100万人くらいの患者さんがいると言われているリウマチ。

そんなリウマチになると、首に痛みが出る場合もあります。

そこで今回は、リウマチからくる首の痛みの対処法4選について解説していきます。

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リウマチとは?

人体は骨や関節、筋肉などで構成されていますが、リウマチはそれらの骨や関節、筋肉が炎症を起こしてしまう病気です。

日本では70万人~100万人くらいの患者さんがいると言われていますが、その中でも関節が炎症を起こすものを「関節リウマチ」と呼びます。

 

関節リウマチは、関節が炎症を起こしてしまうことにより腫れてしまい、何もしていなくても痛みが出てしまうというつらい症状があります。

進行すると少しずつ関節が破壊され、関節がうまく機能しなくなる機能障害を起こします。

 

関節リウマチの原因

関節リウマチは自己免疫疾患のひとつで、免疫が関節の組織などを攻撃してしまうことにより、関節が炎症を起こしてしまいます

私たちの体には、細菌やウイルスが体に進入してきた際、細菌やウイルスから体を守るために戦う「免疫」という機能があります。

 

この免疫は、本来体を守るためにあるものなのですが、異常が起きてしまうと、間違って自分の細胞などを攻撃してしまうことがあり、これを「自己免疫疾患」といいます。

なぜ自己免疫疾患になり、さらに関節リウマチになるのかという原因は、はっきりとは解明されていませんが、

  • 細菌感染
  • ウイルス感染
  • ストレス
  • 過労
  • たばこ
  • 出産

など様々な原因が考えられます。

 

関節リウマチによる首の痛みについて

関節リウマチは進行すると、背骨や首の骨である脊椎で炎症が起こる「リウマチ性脊椎炎」になることがあります。

リウマチ性脊椎炎は、初期症状として首や頭に鈍い痛みがあります。

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さらに進行してしまうと首の骨が変形し、神経を圧迫して、首より下にも痛みが出始めます。

そして全身に痛みが広がり、日常生活も難しくなってしまうこともあります。

 

関節リウマチの首の痛みの対処法

首に負担をかけない

関節リウマチで首に痛みがある場合は、首に負担をかけないように気をつけましょう。

関節リウマチで首が痛くなるのは炎症を起こしている状態なので、首に負担をかけてしまう炎症はひどくなり、痛みが悪化してしまいます。

具体的には、首を傾けて長時間過ごしたり、首を勢いよく傾けたするようなことがないようにしてください。

 

ウイルスや細菌感染に注意

関節リウマチで首に痛みがある場合は、ウイルスや細菌感染に注意してください。

関節リウマチで首が痛いのは炎症が原因ですが、さらにウイルスや細菌が体内に侵入すると、炎症がさらにひどなり、症状が悪化する可能性があります。

なのでウイルスや細菌に感染しないよう、手洗いやうがいなどをこまめに行い、清潔に保つようにしてください。

 

ストレスを溜めない

関節リウマチで首に痛みがある場合は、できる限りストレスは溜めないようにしましょう。

ストレスは、自己免疫疾患である関節リウマチの原因になると考えられています。

 

なのでストレスが溜まりすぎると、免疫が異常を起こしたままの状態になってしまうため、首の痛みなどもなかなか治りません。

もちろん全くストレスを感じないようにすることは不可能に近いので、意識的に趣味などをする時間を作るなどして、上手にストレスを発散させ、ストレスを溜めないようにしましょう。

 

病院を受診する

そして関節リウマチで首に痛みがある場合は、病院を受診することが大切です!

関節リウマチによる首の痛みは、先ほどお話した通り、リウマチ性脊椎炎である可能性が高いですが、リウマチ性脊椎炎が悪化してしまうと、首の骨が変形したりして、大変な思いをすることになりかねません。

なので早めに病院を受診し、適切な治療を受けるようにしてください。

 

まとめ

関節リウマチにより首が痛くなると、かなりつらいですよね。

首に痛みがある場合は、関節リウマチが悪化して、リウマチ性脊椎炎を起こしてしまっている可能性があります。

今回の記事を参考にしていただいて、症状悪化してしまう前に早めに病院を受診し、正しい治療を受けるようにしてください。

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