ロタウイルスの予防接種の料金
抵抗力の弱い赤ちゃんを襲うロタウイルス。
その脅威から子供を守る唯一の手段が、予防接種です。
そこで今回は、気になるロタウイルスの予防接種の料金について、解説していきます。
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目次
ロタウイルスのワクチンは任意接種
ロタウイルスのワクチンは任意であり、接種には料金がかかります。
自由診療のため、ワクチンの料金は病院それぞれに設定されており、一律ではありません。
ですから、いくつかの病院に確認して安い病院を選ぶという手もあります。
地域によっては助成金が出る所もありますので、お住まいの自治体に確認しましょう。
ロタウイルスワクチンの種類
ロタウイルスのワクチンには2つの種類があります。
ロタリックスとロタテックというそれぞれ別メーカーが作っているワクチンです。
それでは、2つのワクチンの違いを解説していきましょう。
ロタリックスの接種回数・時期・料金
- 接種回数:2回
- 接種時期
1回目:生後6週~20週まで(遅くも14週6日までに受けるのが望ましい)
2回目:10週以降~24週まで(24週以降は接種できないので注意!)
- 料金:1回につき12,000円~15,000円程度(2回で24,000円~30,000円)
ロタテックの接種回数・時期・料金
- 接種回数:3回
- 接種時期
1回目:生後6週以降~24週まで(遅くも14週6日までに受けるのが望ましい)
2回目:10週以降~28週まで
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3回目:14週以降~32週まで
- 料金:1回につき 8,000円~10,000円程度(3回で24,000円~30,000円)
ロタウイルスワクチンどちらを選んだらいいの?
ロタリックスとロタテック、何を基準に選んだら良いでしょう?
回数と1回の料金は異なりますが、トータルでかかる金額にほぼ変わりはなく、どちらを選んでいただいても同等の予防効果があります。
なので、お子様が定期予防接種を受けるスケジュールの中に組み込みやすい方を選択するのがよいかと思います。
※ロタウイルスのワクチン2種類の効果については、下記の記事でも詳しく解説しています。
ロタウイルスの予防接種は必要?
ロタウイルスワクチンは高額ですし、予防接種のスケジュールを組むのも大変ですね。
予定を立てても、赤ちゃんの体調で接種できないということもよくあります。
また、任意ではないため後回しになりがちです。
しかしロタウイルスに感染すると、激しい下痢と嘔吐で点滴が必要になり、場合によっては入院ということも考えられます。
そうすると、2次感染の心配や仕事の調整など親の負担も大きくなってしまいますので、やはり予防接種は受けておいた方が安心ですね。
まとめ
ロタウイルスの予防接種は、任意で高額ですが効果は確かなものです。
感染力が高く多くの子供がかかる胃腸炎ですが、残念ながら治療薬はありません。
感染した子供の負担、家族への2次感染など不安を解消するためにも予防接種をおすすめします!
また、その他ロタウイルスの様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますので、チェックしてみてくださいね。
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