ささくれが化膿してしまった場合の対処法7選
乾燥する時期に多く表れるささくれですが、悪化すると化膿してしまうことも多いでしょう。
そんな時、放っておいてよいのか気になりますよね。
そこで今回は、ささくれが化膿してしまった場合の対処法を7選をご紹介していきます。
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目次
ささくれが化膿してしまった場合の対処法
自分で膿を取り除く
ささくれが化膿してしまった場合、自分で膿を取り除くことで、悪化を防ぐことができます。
取り除き方としては、消毒した針を患部に刺し、溜まった膿を押し出して取り除く方法が一般的ですが、痛みも感じますので、自信がない人は病院へ行きましょう。
膿を取った後は、化膿した部分が悪化しないよう、患部をしっかりと消毒する必要があります。
ささくれ部分を清潔に保つ
ささくれが化膿した部分に細菌が入ると、表面だけでなく、奥まで最近が侵入し、「ひょうそ」という病気になってしまう可能性があります。
ひょうそになると、細菌が骨まで達し、ひどいと壊死する場合もありますので、「ただのささくれだから大丈夫」と思わず、患部は常に清潔にするよう心がけてください。
家事で洗い物などをした後は、こまめに手を洗い、市販の消毒薬でよいので、消毒をして清潔を保ちましょう。
軟膏を塗る
ささくれが化膿してしまった場合、自宅でできるケアとして、市販薬の「オロナイン軟膏 」などの軟膏を塗る方法が挙げられます。
私の家にも常にオロナインが置いてあり、ちょっとした擦り傷やささくれの時は、「オロナインを塗りなさい」と両親からよく言われていました。
化膿した箇所は、常に清潔を保つことが大切になので、殺菌作用のある軟膏を塗ることで、患部の化膿の悪化を防ぎましょう。
「肉芽」ができたらクエン酸を付ける
ささくれが化膿した部分に、「肉芽」と呼ばれる盛り上がった肉の塊のようなものができる場合があります。
肉芽はささくれ内の雑菌を隔離するためにできるものです。
なので悪いものではないのですが、気になる場合は、クエン酸をつけると早く治ります。
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クエン酸を肉芽に付けることで、血液を固める作用があるため、かさぶたができやすくなります。
殺菌作用もありますので、ささくれの傷の回復にも効果的です。
なるべく水に濡らさない
ささくれで化膿してしまった場合、できるだけ水に濡らさないことで回復は早くなります。
しかし、家事などがあるとどうしても、水に触れないことなんて不可能に近いですよね。
なので面倒かもしれませんが、家事をする時にはビニール手袋などをして、ささくれが化膿した部分に水が付かないように心がけてください。
傷口から雑菌が入ると、症状は悪化する一方ですので。
皮膚科を受診して、処方薬を使う
ささくれが化膿してしまった場合、自然治癒で治る場合が多いですが、環境によりなかなか治らない場合や、悪化してしまう場合もあります。
自分で気をつけていても症状が改善しない場合は、皮膚科を受診しましょう。
市販薬よりも、より症状に合った軟膏を処方してもらえますし、ひどい場合はステロイド系の飲み薬も処方され、内側からも治療することで、化膿を抑え、症状は改善していくでしょう。
最悪の場合、病院で手術する
ささくれが化膿してしまった場合、悪化すると指の先がパンパンに膨れ上がることもあります。
私も初めてこの話を聞いたとき、「たかがささくれで、そんなに腫れるの?」と思い、いろいろ検索して調べてみたところ、本当にありました、指先がビー玉のように腫れた写真が・・・・。
この場合は、化膿している部分にメスを入れ、膿をごっそりと抜き取る手術が必要になるらしく、しばらくの間辛い痛みと戦わなくてはならなくなります・・・。
ささくれには早めの対処が重要
ささくれは、日常生活の中でよくできますし、わりと身近な症状ですよね。
だからと言って「たいしたことないから大丈夫」と雑に扱っていると、化膿がどんどんひどくなり、手術で膿を取り除かなくてはならないほど、大事になる可能性もあります。
ささくれができたから、「すぐに病院へ行け」とは言いませんが、できた時点で患部の清潔を意識していれば、悪化は防げますので、早めの対処を心がけましょう。
まとめ
ささくれが化膿してしまった場合、自分でできるケアももちろんありますが、自信がない場合や、ケアしても改善が見られない場合は、早めに病院へ行った方が後のトラブルも防げます。
たいしたことないなんて思わないで、自分の指先を大切にしてくださいね。
またそもそも、「ささくれができないようにする」ということも大事ですので、下記記事もチェックしてみてください。
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