背中が寒い原因と対処法3選
気温が低いわけではないのに、なぜか背中が寒いということがありますよね。
そこで今回は、背中が寒い原因と対処法3選について解説していきます。
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背中が寒い原因
風邪
背中が寒い原因として、「風邪」である場合があります。
風邪のひき始めは、暖かいところにいても背中がゾクゾクして寒くなることがあり、これを「悪寒」と呼びます。
風邪の原因であるウイルスや細菌が体に侵入してくると、体を守るための免疫機能が働き、体温を上げることによりウイルスや細菌を弱らせて戦おうとします。
筋肉を振るわせることで熱を作り、体の温度を上げていくのですが、体の温度が高くなると、「外の温度を寒い」と感じるようになるため、背中が寒くなるのです。
また風邪により背中が寒い場合は、「これから熱が出るよ」というサインでもあります。
背骨の捻挫
背中が寒いと感じるのは、「背骨の捻挫」が原因である場合もあります。
背骨の捻挫とは、関節を固定するためにある「靭帯」というところが伸びてしまった状態のことです。
背中の捻挫は、靭帯が伸びてしまうだけでなく、筋肉も動きにくくなってしまうため、血流が悪くなり、背中が冷えて寒いと感じるようになってしまいます。
このような背骨の捻挫になる原因としては、
- 交通事故などによるムチウチ
- ボキボキしたりするような整体
- 背骨をボキボキ鳴らす癖
- 大転倒
- 格闘技などのスポーツ
などが挙げられます。
過労
背中が寒い原因として、「過労」も挙げられます。
過労というのは働きすぎにより起こるものだと思われていますが、遊びすぎや睡眠不足などでも疲労が溜まり、過労の状態になることがあります。
そして過労になると、自律神経のバランスが崩れ、自律神経失調症になってしまうこともあります。
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自律神経というのは、交感神経と副交感神経という反対の働きを持った2つの神経のバランスを保つことによって、体温や血圧、呼吸や心臓の動きなどを調節しています。
しかし過労になると、このバランスを保つことができなくなり、それによって体温調節がうまくできなくなったり、血流が悪くなったりするため、背中が寒くなることがあります。
背中が寒い場合の対処法
体を温める
風邪のひき始めに背中が寒くなるのは、体がウイルスや細菌と戦おうとしている証拠です。
なので、部屋を暖かくしたり、暖かい服を着たりすることで体を温めるようにしましょう。
そして風邪のひき始めに背中が寒くなるのは、これから熱が出始めるサインでもあるので、しっかり水分補給をしていくよう心掛けてください。
また、背骨の捻挫で背中が寒いと感じる場合は、背中の血流が悪くなってしまっているので、血液がよくなるように背中を温めるようにしましょう。
過労が原因の場合も、温めて血流を良くすることが大切になります。
しっかり休養する
背中が寒い原因が「風邪」「背骨の捻挫」「過労」これらのいずれである場合も、しっかりと休養を取ることが大切です。
働きすぎたり動きすぎたりして、疲れやストレスを溜め込んだり寝不足になってしまうと、細菌やウイルスと戦う力である免疫力が落ち、風邪はなかなか回復しなくなります。
もちろん過労も悪化しますし、背骨の捻挫ももよくありません。
なので背中が寒い場合は、「しっかり休養を取る」ということを意識してくださいね。
病院を受診する
背中が寒い原因が風邪だった場合、熱が下がる頃には背中の寒さもなくなります。
しかし高熱が出るような場合などは、早めに病院を受診し、診察してもらうようにしましょう。
また、背中が寒い原因が背骨の捻挫や過労である場合は、自分でその原因を特定するのは難しい場合が多いです。
なので背中が寒い原因が分からない場合も、なるべく早く病院を受診するようにしましょう。
まとめ
背中が寒い原因は、風邪以外である場合は特に、自分でそれを特定することは難しいです。
なので症状が悪化する前に、できるだけ早く病院を受診し、対処するようにしてくださいね。
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