湿気のアレルギー症状6つ
花粉の時期でもないのに、湿気が多くなると鼻がムズムズしたり、咳が出たりすることありませんか?
実は、湿気が多くなると症状が出るアレルギーがあるのです。
そこで今回は、湿気のアレルギー症状6つについてご紹介していきます。
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湿気のアレルギーとは?
湿気のアレルギーとはどんなものかと疑問を持った方もいらっしゃるかも知れませんが、湿気が直接アレルギーの要因になるわけではありません。
湿気が多い場所では、「カビ」や「ダニ」が発生しやすく、そのカビやダニがアレルギー物質となって、体に様々な症状を引き起こすのです。
湿気のアレルギー症状
鼻炎
湿気によるカビやダニが原因のアレルギーでは、くしゃみや鼻がムズムズしたり、鼻が詰まったり、鼻水がダラダラ出たりといった、鼻炎の症状が起こります。
ダニによるアレルギーでは、鼻炎症状がよく起こると言われており、くしゃみは一度出ると何度も続いたり、サラサラとした鼻水が止まらずに続くことが多いです。
鼻からアレルギー物質のカビやダニを吸ってしまうと症状が出るので、マスクをして鼻から吸わないようにして下さい。
湿疹
湿気によるアレルギーで皮膚に湿疹が出ることもあり、痒みを伴うことが多いと言われています。
アレルギーだけが原因ではありませんが、カビやダニによって湿疹やひどい痒みが出る時は、アトピー性皮膚炎の可能性もありますので、皮膚科や小児科で確認してもらうことをおすすめします。
また、湿疹は掻いてしまうと、湿疹やかゆみが悪化したり、皮膚が傷付いて細菌感染する場合があるので、触らないようにしましょう。
皮膚炎
湿気によるカビが原因のアレルギーでは、皮膚に炎症が起こる症状、皮膚炎が出ると言われており、かぶれや赤みが現れます。
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皮膚炎が起こる理由は、カビに触れてしまったり、飛んでいるカビの胞子が皮膚に付着してしまうことと言われています。
アトピー性皮膚炎の人は、カビのアレルギーによる皮膚炎がひどくなる傾向がありますので、注意するようにしてください。
咳
湿気によるカビが原因で、咳が出ることもあります。
咳が多く出る症状は、エアコンの風と一緒に部屋の中に広がるカビによるアレルギーなどに多く、熱の症状と一緒に出ることもあります。
風邪だと思って薬を飲んでも治らず、いつもと違う場所で生活すると咳が治まるような場合は、湿気のアレルギー症状の可能性もあり、治療や対策をせずに過ごしていると、肺炎になってしまう恐れもあるので、注意が必要です。
喘息
喘息がアレルギー症状として出ることがあり、アレルギー症状で喘息が出る原因の多くは、ダニによるものだと言われています。
喘息になると、咳が止まらずに苦しい思いをしなければいけませんし、ひどくなると命に関わる病気ですので、早急に病院を受診し、対応しなければいけません。
結膜炎
湿気によるカビやダニが原因のアレルギーでは、目にも症状が出てしまうことがあります。
目の結膜部分に炎症が起こり、白目の部分が赤く充血したり、痒みや目やにがたくさん出たり、涙が出て止まらないなどの症状が出る、結膜炎という病気です。
結膜炎は鼻炎と一緒に起こることが多く、症状が出ている期間はとても辛いので、少しでも楽になるように、眼鏡をかけるなど、カビやダニなどのアレルギー物質が目に入らないようにして下さい。
湿気のアレルギー予防
湿気のアレルギーは季節関係なく起こるので、ひどい場合は1年中アレルギー症状に苦しまなければいけません。
そうならないために、湿気を溜めない環境作りを心がけて下さい。
最近増えているのは、加湿器で発生したカビが部屋中に広がることで、アレルギー症状が出ることですので、注意が必要です。
また、カビがよく発生するお風呂場やキッチンなどの水回り、エアコンなどはこまめに掃除して、カビが増えないようにして下さい。
まとめ
湿気が原因で起こるアレルギーの症状を紹介しましたが、どれも体にとって辛い症状ばかりですね。
原因が湿気と分かっている以上、対策はしやすいので、湿気を溜めないように心がけて、アレルギー症状が出ないように過ごして下さい。
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