しもやけが足の指にできる原因と対処法4選
冷たい外気にさらされながら、ようやく帰宅したと思ったら、足の指がしもやけになっていたという経験はありませんか?
ひどくなると足の指が腫れて、我慢のできない痒みに襲われて辛いですよね。
そこで、今回は、しもやけが足の指にできる原因と対処法4選をご紹介します。
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目次
しもやけが足の指にできる原因
寒冷による血行不良
冷たい空気によって、体が冷えたり、足を圧迫するような靴を履いていると、しもやけになります。
この原因は、血行不良により、足の指が炎症を起こしてしまうからです。
血の巡りが滞ると、足の指に十分な血液が行き渡らなくなり、炎症を起こしてしまうのです。
寒暖差による刺激
昼と夜の温度差が5度以上になると、しもやけになります。
この原因は、寒暖差を刺激と感じて、足の指が炎症を起こしてしまうからです。
皮膚表面にある血管は外気が低いと収縮し、温かいと拡張します。
そのため、急に暖かかったり、寒かったりすることで、血管がうまく機能できなくなってしまい、炎症を起こしてしまうのです。
濡れた足が体温を低下させるため
足を洗った時など、濡れたままの状態で放置すると、しもやけになります。
この原因は、足が濡れていることで、体温を低下させてしまうことにあります。
濡れた皮膚は、体の熱を使ってその部分を乾かそうとするため、皮膚の温度を低下させてしまうのです。
足の指先は特に冷たくなりやすいので、足が蒸れていたり、濡れままでいると、足先が冷え、足の指にしもやけができてしまいます。
遺伝
遺伝や体質で、しもやけになる場合があります。
家族にしもやけになりやすい人がいる場合は、特に気をつけてくださいね。
しもやけが足の指にできた場合の対処法
寒暖差で血流を良くする
足の指をお湯と水に交互につけて、血液の流れをよくすることで、しもやけを改善することができます。
足の指は特に血液が滞りやすいので、最後は、十分温めることが大事です。
では次に、血流を良くする方法を紹介していきますね。
しもやけの部分を37度~40度くらいのお湯に浸けて、温め切る
まず、お湯につけて温めることで、血管が拡張します。
5度くらいの水に浸けて冷やし切る
次に水につけて冷やすことで、血管が収縮します。
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これを5回程度繰り返し、最後はお湯で終わりにする
さきほど、しもやけができる原因のひとつとして、「寒暖差によって、血管の拡張と収縮がうまくいかない」ということをご紹介しました。
なので今回の対処法ですと、寒暖差によって、悪化してしまうのではないかと思いますよね。
しかし、お湯、水、お湯、水と交互につけることで、血管の拡張と収縮が交互に行われ、血液の流れが良くなり、足の指にできたしもやけの炎症を抑えることができるのです。
とは言っても、寒い時期は、冷たい水に足を入れたくないですよね。
しかし、そこは我慢です。
そして、最後はお湯で終わらせることで、血流が良くなり、足の指先までポカポカになるのを感じることができますよ。
ビタミンEを摂る
ビタミンEは、末梢血管の血液量を増やす効果があります。
そのため、ビタミンEを多く含む食品を摂ることで、血流を良くし、しもやけを改善することができます。
ビタミンEは、
- 卵
- 焼き海苔
- アーモンド
などに多く含まれていて、これらは調理の必要がなく、簡単に摂取できるのでオススメです。
またビタミンは、サプリメントで手軽に摂取することができますね。
湿布を貼る
湿布には、血行を促進する効果があります。
そのため、血行を良くし、しもやけを改善することができます。
湿布以外には、ピップエレキバンなども効果がありますよ。
軟膏や塗り薬を塗る
市販されている軟膏などの塗り薬で、しもやけを改善することができます。
例えば、オロナインH軟膏は、ステロイド剤が入っていない軟膏で、水分が蒸発しないように皮膚を守ってくれるワセリンが添加されています。
また、虫刺されで誰もが使ったことがある「ムヒ」にも、かゆみ止め成分が入っているので効果がありますよ。
軟膏は、お風呂から上がった後や、寝る前にしっかり塗ってあげてくださいね。
まとめ
以上、しもやけが足の指にできる原因と対処法4選についてご紹介しました。
寒くなるにつれ、外気温と室温の調整が難しくなりますね。
厳しい寒暖差が、しもやけを招いてしまうので、寒さ対策をするなど、しもやけになりにくい体を作ることも大事です。
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