湿疹が広がる場合の対処法8選
「なんだか体がかゆいな」と思ったら湿疹が出ていて、段々と体中に広がっていくことありますが、体中に湿疹が広がるのには、いくつかの原因があります。
そこで今回は、湿疹の原因ごとに対処法を解説していきたいと思います。
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目次
湿疹が広がる場合の対処法
蕁麻疹が原因
蕁麻疹は、重度の場合に体に広がることがあります。
蕁麻疹は何らかの原因によって、「ヒスタミン」という体に発疹やかゆみを起こす物質が分泌されることにより発症します。
蕁麻疹は比較的短い時間で治りますが、蕁麻疹が広がった時の対処法としては、抗ヒスタミン作用のある飲み薬や塗り薬を使うことです。
また、かいてしまい傷ができてしまった場合は、抗生物質の配合されている塗り薬などを塗って、膿んでしまうことを予防してください。
乾燥が原因
皮膚が乾燥すると、皮膚の水分が不足して、湿疹や赤み、かゆみが出ることがあります。
乾燥による湿疹は、「皮脂欠乏性湿疹」と呼ばれていますが、この場合の対処法は、皮膚を保湿することです。
保湿剤をこまめに塗って、乾燥しないように心がけてください。
体を温めたことが原因
お風呂に入った直後に、ブツブツと体に湿疹が広がる場合があります。
これは、皮膚が熱いお風呂で刺激を受けることにより、ヒスタミンが分泌されることで、湿疹が広がるのです。
対処法としては、抗ヒスタミン作用のある飲み薬や塗り薬を使うことが有効です。
また、かゆみがあるからと言ってかいてしまうと、湿疹もかゆみもひどくなってしまうので注意が必要です。
そして予防としては、熱すぎるお風呂に入らないことですね。
アレルギーが原因
アレルギー物質を食べたり、触れたりなどしてしまった時には、湿疹やかゆみといったアレルギー症状が皮膚に出ることがあります。
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アレルギーが原因の湿疹が広がる場合は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を服用したり、抗ヒスタミン作用のある塗り薬を塗ることが有効です。
アレルギーの場合は、湿疹以外にも重度な症状が起きる場合があるので、すぐに病院へ行くことをオススメします。
突発性発疹が原因
突発性発疹は、1歳未満の赤ちゃんが多くかかると言われています。
40度ぐらいの高熱が出た後で、体に発疹が広がります。
突発性発疹に対する薬はないので、熱と発疹が治るまでは安静にして過ごしましょう。
また熱が高いので、脱水などに気を付けて、水分補給はいつもより多めにしてあげて下さい。
アトピー性皮膚炎が原因
アトピー性皮膚炎の症状は、ひどいかゆみと発疹が繰り返し出てくるのが特徴です。
アトピー性皮膚炎は、様々な原因が重なって起きると言われています。
対処法は、アレルギー物質に対する対策をすること、そして保湿することが有効です。
また広がる発疹やかゆみに対しては、ステロイド剤などを使用することがあります。
扁平苔癬が原因
扁平苔癬(へんぺいたいせん)とは、50~60代に多いと言われる炎症性の病気です。
原因は不明ですが、金属アレルギーが関係しているのではないかと言われています。
症状としては、体に湿疹が広がることと、口の中に白いレースのようなものが出来ます。
対処法は、まず金属アレルギーの検査をして、金属アレルギーならその原因金属を除去します。
湿疹には、ステロイド剤の塗り薬が有効です。
風疹が原因
風疹は、風疹ウイルスで起こる病気です。
主な症状は、発熱と湿疹です。
湿疹は小さな湿疹が全身へ広がりますが、3~4日で治まると言われています。
風疹で広がる湿疹は、かゆみはほとんどありません。
対処法は、熱に対して解熱剤を服用するぐらいで、湿疹には特に治療はしなくて大丈夫ですよ。
まとめ
以上、湿疹が広がる場合の対処法8選でした。
湿疹が広がって一番つらいのは、かゆみがひどくなることです。
だからといってかいてしまうと、湿疹はなかなか治らず、また傷つけてしまうと、細菌などが入り込み炎症を起こしてしまう場合もあります。
なので湿疹が出たら、とにかく早めに対処していきましょう。
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