帯状疱疹の場合、プールや運動はOKなの?
疲れた時などに出てくる、帯状疱疹。
赤くなったり水ぶくれのようなものができてしまいますが、帯状疱疹の場合はプールに入ったり運動をしてもよいのでしょうか?
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帯状疱疹はどんな病気?
帯状疱疹は、身体に水疱(すいほう)と呼ばれる水ぶくれのようなものや、赤い斑点のような紅斑(こうはん)と呼ばれるものできてしまい、痛みを伴います。
ベルトのように帯状に症状が出ることから「帯状疱疹」と呼ばれています。
そして帯状疱疹は水疱や紅斑といった症状が現れる前に、チクチクしたりピリピリするような痛みや違和感を感じることがあります。
これらの症状はだんだん強くなり、針で刺されたような強い痛みが出ることもあるそうです。
皮膚の症状が悪化しなければ約3週間程度では治りますが、悪化してしまった場合は、水疱が潰れて雑菌が入り膿んでしまったりして、治るまでに時間がかかったり、長い間跡が残ってしまうようなこともあります。
帯状疱疹の原因とは?
帯状疱疹は、過去に水ぼうそうになったことのある人が発症する可能性のある病気です。
そもそも水ぼうそうというのは、「水痘・帯状疱疹ウイルス」というウイルスに感染することで発症してしまいます。
このウイルスは、水ぼうそうに一度感染してしまうと、症状が消えて完治したとしても、神経にウイルスがずっと潜んでいる状態になってしまいます。
そして疲れていたりストレスなどで、体がウイルスに抵抗する力を失ってしまうと、ウイルスが活発になり、帯状疱疹できてしまうのです。
帯状疱疹の場合のプールは?
帯状疱疹を発症している場合は、プールには入らないようにしてください。
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帯状疱疹を発症している時は、体が疲れてるなどで抵抗力が落ちている時だと考えられます。
そしてプールは体力を激しく奪われるため、さらに体は疲れ弱ってしまい、抵抗力を失ってしまいます。
抵抗力が回復しないと、帯状疱疹はいつまでも良くならず、悪化する原因となってしまいます。
また、帯状疱疹が人に感染してしまうということはないのですが、先ほどお話した通り、帯状疱疹の原因菌は「水痘・帯状疱疹ウイルス」であるため、水ぼうそうに感染したことがない人は、水ぼうそうをうつされてしまう可能性があります。
なので、帯状疱疹が完治していない状態でプールに入るのは、自分のためにも周りの人のためにも控えてください。
帯状疱疹の場合の運動は?
帯状疱疹は疲れやストレスなどの影響で、ウイルスに対する抵抗力が弱くなってしまった時に発症してします。
なので帯状疱疹が現れている時というのは、何らかの原因で体が弱っている状態であるため、しっかり体を休ませることが大切です。
よって、体を疲れさせてしまうような運動は、症状悪化の原因となるので避けるようにしてください。
最低でも1週間程度はできるだけ安静に過ごしたいですね。
帯状疱疹は皮膚科を受診
帯状疱疹の可能性がある場合は、運動やプールは控えて、できるだけ早く皮膚科を受診するようにしましょう。
皮膚科を受診すると、抗ウイルス薬や痛みを緩和する消炎鎮痛薬を処方されます。
また、水疱がつぶれてしまい細菌に感染してしまっている場合は、抗菌薬を処方されることもあります。
帯状疱疹は、水疱がかさぶたとなり、少しずつそのかさぶたが剥がれていくことにより治っていくのですが、かさぶたが長い間剥がれずに残ってしまうことがあります。
2~3週間経ってもかさぶたが残るような場合は、傷跡が残ってしまう可能性があるので、できるだけ早めに皮膚科を受診し、適切な治療をしてもらうようにしてください。
まとめ
帯状疱疹になると、痛みを伴うつらい症状が出てきます。
なので、早めに皮膚科を受診しましょう。
そして帯状疱疹の場合は、プールや運動は我慢してくださいね。
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