帯状疱疹の場合、仕事はどうするべき?

帯状疱疹の場合、仕事はどうするべき?

帯状疱疹の場合、仕事をしている人にとって気になるのは「いつ治るんだろう?」「仕事はどのくらい休まなければいけないの?」ということになりますよね。

そこで今回は、「帯状疱疹の場合、仕事はどうするべきなのか?」というについてご説明していきます。

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帯状疱疹の症状

帯状疱疹の症状は人それぞれですが、一般的には皮膚に赤い疱疹が表れ、痛みを伴うことの多い辛い病気とされています。

完全に回復するまでには3週間~4週間、ひどいとそれ以上の期間がかかる人も多いため、仕事をしている人にとっては深刻な問題となってきます。

仕事が忙しい人は「どうにかして休まない方法はないのか」と考えてしまう人もいるでしょう。

 

帯状疱疹になったら仕事は休むべき?

帯状疱疹と診断されたら、1週間ほどは仕事を休み、早く回復するためにもゆっくり身体を休ませることが大切です。

しかし、症状によっては痛みも我慢できる程度で、身体もそれほど辛くない場合は、普段通り仕事を続ける人も多いようです。

 

こんな症状の場合、絶対休むべき!

しかし、どんなに仕事が忙しく休めない状況であっても、帯状疱疹の症状次第では休まざるを得ないことが多くあります。

次に挙げる症状がある時は、絶対に休むべきです。

(病院や、職場でもそう指示があることが普通ですが・・・)

 

顔など、目立つ部分に疱疹ができた場合

帯状疱疹の表れる箇所は様々で、顔や腕の目立つ部分に疱疹ができる人も多くいます。

接客業や営業など、人前に出る職業の人は、目立つ部分に疱疹が出た場合、仕事への影響も出てしまうでしょう。

 

なのでその場合は、疱疹が目立たなくなるまでは、仕事を休んで治すことが一番です。

職場の上司もそのような姿を見れば「休みなさい」と言うのではないでしょうか。

 

痛みがひどい場合

帯状疱疹の症状によっては、ひどい痛みを伴い、歩くことも困難になる場合があります。

痛み止めを使うことで多少はよくなりますが、そんな痛みに耐えてまで、仕事をしてしまっては危険です。

後に述べますが、帯状疱疹は悪化してしまうと後遺症などの危険もありますので、しっかりと休養し、治すことが必要なのです。

 

小さな子供と関わる仕事の場合

帯状疱疹の元となるウイルスは、水疱瘡のウイルスです。

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そのため、まだ水疱瘡にかかっていない小さな子供には、水疱瘡としてうつしてしまうケースがあります。

 

なので、保育士さんや小児科で働く看護士さんなどは、帯状疱疹にかかったことを伝えると、症状が軽くても休むように言われることが多いようです。

逆に、子供の水疱瘡から、帯所疱疹にかかってしまう保育士さん達も多いようですよ・・・。

 

帯状疱疹になったら「休むこと」が一番の治療

インフルエンザのように、感染力の非常に強い病気にかかった場合は、医師の診断書をもとに、1週間ほどは仕事を休まなくてはならなくなります。

帯状疱疹にはそう言った決まりがありませんので、かかってしまった人はどうするべきかとても迷いますよね。

 

そして、帯状疱疹について理解のない人の多い職場では、休みにくい状況の人も多いでしょう。

しかし、帯状疱疹の治療において1番大切なのは、「休む」ことだと頭に入れておいてください。

 

帯状疱疹のきっかけは、疲れやストレスが多い

帯状疱疹の原因として多く挙げられるのは、疲れやストレスなどから来る「免疫力の低下」です。

免疫力を上げるためには、十分な休養と睡眠がとても大切ですので、お話した通り、1週間ほどはゆっくりと身体を休ませた方が確実によいですね。

 

帯状疱疹の後の、帯状疱疹後神経痛に注意

帯状疱疹自体も痛みを伴うとても怖い病気なのですが、治療を怠ったり無理をして身体を動かし続けてしまうことで、「帯状疱疹後神経痛」になってしまうことがあります。

帯状疱疹後神経痛とは、「帯状疱疹の皮膚の症状が治り、3ヶ月以上経っても痛みが続くこと」を言い、激痛に一生苦しむことも珍しくはありません・・・。

治療法もありますが、「完全に治せる方法」はまだ見つかっておらず、痛みが続いてうつ状態になることもあります。

 

後遺症を防ぐためにも、仕事は休んでしっかりと治すべき

帯状疱疹後神経痛により、痛みに苦しんでうつ状態になってしまっては、続けたい仕事も思うようにできなくなるでしょう。

だからこそ帯状疱疹にかかったら、まず仕事は少なくとも1週間はなるべく休み、身体も心も休養し、完全に治すようにしてください。

 

まとめ

帯状疱疹の場合、症状がそれほどひどくない場合でも、後遺症など後の病気を防ぐために、症状が表れたら1週間は仕事を休むようにしてください。

無理して仕事をしても、いいことはありませんからね。

 

早期治療も大切になっていますので、気になる症状が表れたら早めに病院へ行きましょう。

また、その他帯状疱疹に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。

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