タカラダニ対策6選
コンクリートの壁面をよく見ると、赤いぷつぷつした虫が・・・。
それはタカラダニという、春先に多く発生するダニの一種です。
タカラダニを見るのも気持ち悪いという人のために、今回はタカラダニ対策6選について解説していきます。
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目次
タカラダニは梅雨明けにいなくなる
タカラダニは水に弱いですし、梅雨明けまで待てばほとんどいなくなるダニです。
特に人体への害もありませんので、多くの人は「そのまま放置していればいいんじゃないの」と思うでしょう。
しかし虫が苦手な人は、タカラダニを見ることさえ嫌なのですよね。
そこで次に、タカラダニの発生や家の中への侵入を防ぐ対策法を解説していきます。
タカラダニ対策
ジェルタイプの殺虫剤を撒いておく
あらかじめタカラダニが発生する箇所に殺虫剤を撒いておけば、タカラダニは発生しにくくなります。
タカラダニは弱いダニなので、クモやアリ用の殺虫剤で十分効果が得られます。
ちなみにタカラダニの発生を事前に防ぐ目的であれば、スプレータイプではなく、ジェルタイプの殺虫剤がおすすめです。
ジェルタイプをあらかじめ撒いておくことで、継続的に殺虫効果が持続しますので。
ただし殺虫剤を撒いた場所には、なるべく人が近づかないよう配慮してくださいね。
食器洗い洗剤を薄めて撒く
タカラダニを見つけたら、水を撒くだけで流れていなくなるのですが、タカラダニを見つける前に、タカラダニがよく発生するベランダなどに、食器洗い洗剤を水で薄めて撒いておくことが効果的です。
あまり殺虫剤を使いたくない人に、おすすめのタカラダニ対策ですね。
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しかし庭でペットを飼っている人や、誤って触る可能性がある小さなお子さんが遊ぶような場所では、避けた方がよいでしょう。
洗濯用の粉末洗剤で、家を囲う
家の中にタカラダニを侵入させない対策として、洗濯用の粉末洗剤で家の周りを盛り塩のように囲む、という方法もあります。
大変根気のいる作業ですが、効果は抜群ですよ。
窓やドアの隙間に殺虫剤を散布
タカラダニはとても小さいので、窓やドアの隙間からの侵入に要注意です。
そこでタカラダニの侵入経路になりやすい、ベランダ側の窓や、庭に面したドアに殺虫剤をシュッと撒いておくだけでも、侵入を防ぐことができます。
エサとなるコケや花粉を取り除く
タカラダニはベランダのコケや、コンクリートについた花粉をエサとして食べています。
そこで、発生しやすい箇所はなるべくこまめに掃除をし、コケが生えたり、花粉が付着しにくいように工夫をするとよいでしょう。
高圧洗浄機で卵を駆除する
タカラダニは、壁の継ぎ目やコンクリートのひび割れなどの、小さな隙間に卵を産んでいます。
そこで家庭用高圧洗浄機の「ケルヒャー」などを使って、壁や床に汚れを掻き出すことで、タカラダニの卵も掻き出され、発生を防ぐことができるでしょう。
掃除も一緒にできますし、一石二鳥ですね。
タカラダニは潰すと厄介
虫が苦手な人は、タカラダニの姿を見るだけでも気持ち悪いですよね・・・。
それに加え、タカラダニは潰すと体液の赤い汁が出てきます。
服にその赤い汁がつくと、なかなか取りにくいですし、タカラダニの体液がついた服なんて、着たくないですよね・・・。
タカラダニは毒もなく、比較的害の少ないダニなのですが、潰すと厄介ですので、気をつけてくださいね。
まとめ
タカラダニ対策をまとめてみましたが、いかがでしょうか?
特に害はなくても、見るだけで気持ち悪がられるタカラダニ。
事前に発生を防ぐことで、気持ち悪い思いをしなくてすみますよ。
また、万が一タカラダニが発生してしまった場合には、下記記事を参考に駆除していきましょう。
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