手の皮がむける原因7つ
手の皮がむけることが辛く、悩んでいる人は想像以上に多いようです・・・。
そこで今回は、手の皮がむける原因7つについてご説明していきます。
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目次
手の皮がむけることは、季節の変わり目に多い?
今はほとんどありませんが、私も中学生の頃は、季節の変わり目になると、なぜか手の皮がむけて真っ赤になり、入浴時にはヒリヒリして辛かったことを覚えています。
毎年のように、春先と秋の終わり頃にその症状がよく表れていたので、「またか」と慣れてしまっていましたが、実際、原因は何だったのでしょうか?
手の皮がむける原因
汗疱(かんぽう)
手の皮がむける症状として代表的なものが、汗疱(かんぽう)と言われる異汗性湿疹という症状です。
汗や金属アレルギーが原因と言われていて、主な症状は、細かな透明な水疱が手や足にできることです。
ひどくなると徐々に皮がむけてきます。
通常はかゆみがないことがほとんどですが、悪化したり、水疱が破れて皮がむける状態になると、かゆみを伴います。
手湿疹
汗疱と症状は似ていますが、水仕事など手への刺激が原因となり、手に湿疹ができたり皮がむける症状を、手湿疹といいます。
水仕事の多い女性に多く症状が表れることから、「主婦湿疹」などとも呼ばれています。
湿疹や皮がむけるなどの症状が主ですが、ひどくなると激しいかゆみに苦しむ人もいるようです。
刺激から手を守る必要があり、水仕事もビニール手袋をつけて、なるべく水に触れないように洗い物などをする必要があります。
※ちなみに湿疹に関しましては、下記の記事に詳しく情報をまとめています。
アレルギー
アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状が原因で、手の皮がむけることも多くあります。
特に、空気の湿度の変化が大きい季節の変わり目は、元々アトピー性皮膚炎などで皮膚が敏感な人は反応しやすく、手の皮がむけやすくなると傾向があります。
ストレス
手の皮がむける原因として、ストレスも多く挙げられます。
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ストレスにより、自分の意志ではコントロールできない自律神経が乱れることで、皮膚に十分な栄養と酸素が行き渡らず、皮がむけるなどの症状が出てしまいます。
特に、仕事で毎日のように強いストレスが溜まっている場合、皮膚への症状は出やすいと言われています。
私も中学生の頃、季節の変わり目の環境が変わるストレスにより、手の皮がむける症状が出ていたのかもしれません・・・。
白癬(はくはん)
白癬とは、皮膚糸状菌というカビによって引き起こされる、皮膚の症状です。
足の爪の水虫の症状がありますが、足だけではなく、手のひらにも発症する恐れもあるのです。
主な感染源は足の白癬で、爪を切る際にうつることが多く、手のひらにうつると、皮がむけたり、かゆみを感じることが多くあります。
また、白癬は片手ずつ症状が出る場合が多いので、片手に症状が目立つ場合、感染予防のためにも、早めに皮膚科を受診してください。
乾燥
手のひらには皮脂腺が少ないため、乾燥から守る力は強くないと言えます。
また、水仕事などの多い主婦の人は、水仕事のたびにハンドクリームを塗ることは難しいですし、より乾燥しがちです。
冬場は特に、乾燥で手のひらの皮むけだけでなく、ひび割れ、あかぎれなどに悩む人も多いのではないでしょうか。
乾燥が原因で、手の皮膚がむけやすくなりますので、保湿が大切になってきますね。
栄養バランス
栄養バランスにより、手の皮がむけやすくなることもあります。
健康な皮膚のために必要な栄養素は、
- ビタミン
- マグネシウム
- 亜鉛
などのミネラルです。
食生活が乱れ、脂っこいものばかり食べたり、食事抜きの日が多いことで、健康な皮膚は作られにくくなります。
弱い肌が作られれば、手の皮も弱くなり、むけやすくなりますので、栄養バランスのよい食事は、皮膚のためにも大切ということが分かりますね。
まとめ
手の皮がむける原因は、アレルギー性のものから、外部刺激によるものまで様々あることが分かりましたね。
手の皮がむけると、お湯がしみたり、傷がつきやすくなったりと、いいことはありません・・・。
原因が白癬の場合は感染の恐れもありますので、怪しいと感じたら、早めの皮膚科受診での対応をおすすめします。
また足の皮もむけるようでしたら、下記記事を参考にしてみてください。
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