手の甲にぶつぶつできる原因と対処法5選
手の甲に、知らないうちにぶつぶつができていることってありませんか?
手の甲は人に見られる機会も多いですし、ぶつぶつしていると気になりますよね。
そこで今回は、手の甲にぶつぶつできる原因と対処法5選について、ご説明していきます。
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目次
手の甲にぶつぶつできる原因
手湿疹(てしっしん)
手の甲にぶつぶつができる原因として、女性に多く挙げられるのは、手に触れたもののアレルギー反応によって起こる、手湿疹です。
手湿疹は指先に表れることが多いのですが、手の甲にもよく表れ、かゆみを伴います。
家事を多く行う女性に多く見られ、洗剤やシャンプーなどの刺激物が原因で、ぶつぶつした湿疹が出てきます。
対処法
かゆくて、あまり見栄えもよくない手湿疹に悩む女性は多くいます。
対処法としては、皮膚科でステロイド剤を処方してもらうことも多いのですが、家事をする際にゴム手袋をして作業するなど、なるべく刺激物に触れないようにするとよいでしょう。
汗疱(かんぽう)
毎年決まった季節に、手の甲にぶつぶつが表れることが多いのが、汗疱です。
期間限定で治ることが多いので、それほど気にしていない人も多いですが、悪化すればなかなか治りにくくなり、かゆみや痛みを伴うことも多くあります。
原因は汗と考えられていて、汗疱の別名は、異汗性湿疹とも呼ばれています。
対処法
汗疱は決まった季節に発症することが多いので、皮膚科を受診しても、症状を抑えるステロイド剤を処方されることがほどんどです。
刺激はできるだけ避け、手に汗をかいたら拭き取るようにしましょう。
また、ぶつぶつ部分を清潔にすることは基本ですよ。
※汗疱に関しては、下記に詳しくまとめています。
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マラセチア毛包炎
あまり馴染みの無い名前かもしれませんが、マラセチア毛包炎とは、マラセチア菌というカビによって引き起こされる手の甲のぶつぶつです。
マラセチア菌は皮膚に常駐していますので、誰にでも起こりうる症状と言えます。
かゆみはそれほどひどくはありませんが、ニキビのような赤いぶつぶつが、背中や肩、手の甲に発生する症状です。
皮脂を好むため、汗をかきやすい季節に多く発症します。
対処法
マラセチア毛包炎は、薬で治せる症状です。
皮膚科などで抗真菌薬を処方してもらうと、早めの治療が見込めます。
ただし1度治っても、皮膚が清潔な状態を保たれていないとすぐに再発するので、手の甲の清潔を意識しでください。
ニキビと見分けがなかなかつきにくいのですが、ニキビ治療薬を塗り続けて治ることはありませんので、注意してくださいね。
ストレス
ストレス性の湿疹には、自律神経が大きく関係しています。
ストレスが溜まった状態では、自律神経が乱れ、皮膚にぶつぶつが表れることは珍しくありません。
ストレスにより肌のターンオーバーが乱れ、皮膚のバリアも低下することから、少しの刺激でぶつぶつが出ることがあります。
対処法
ストレスが原因の手の甲のぼつぼつの対処法は、ストレスの解消しかありません。
しかし、ストレスのない生活を送ることは、無理がありますよね・・・。
なので、なるべくストレスを発散、またストレスを溜めない生活を心がけましょう。
食べ物
食べ物が原因で、手の甲のぶつぶつが出る場合もあります。
毎日の食事は偏っていませんか?
内蔵の健康状態は、皮膚によく表れます。
油分の多いものを続けて摂取することなどで、ぶつぶつの原因となることが多くあります。
対処法
毎日の食事に気をつけることは、肌にとってとても大切です。
野菜や魚、肉類をバランスよく摂るようにしましょう。
手の甲のぶつぶつだけでなく、あらゆる部分に食べ物の影響は出てきますよ。
まとめ
手の甲にぶつぶつができていると、手を見られることに抵抗を感じてしまいますし、かゆみや痛みを伴えば、苦痛でしかありませんよね。
原因は様々ですが、早めに手の様子に気がつくことで、早期に治すことができます。
悪化する前に、対処法を実践していきましょうね。
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