帯状疱疹が2回目の場合の対処法5選
つらい症状があることから、「二度ととなりたくない!」と思う人が多い帯状疱疹。
そんな帯状疱疹は免疫がつくため、2回なることはあまりないと言われていますが、もし2回目の場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?
詳しく解説していきます。
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目次
帯状疱疹とは?
帯状疱疹は、水疱瘡(みずぼうそう)になった経験のある人が発症する可能性のある皮膚の病気です。
水疱瘡は、水痘(すいとう)・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスというウイルスに感染することが原因で発症します。
水痘・帯状疱疹ウイルスは一度感染してしまうと、水疱瘡が完治した後も神経に潜伏してしまうという特徴を持っているウイルスです。
そして
- 加齢
- ストレス
- 過度な疲労
などにより体の抵抗力が落ちてしまうと、潜伏していたウイルスが活発になって、帯状疱疹を発症してしまいます。
帯状疱疹の症状
帯状疱疹になると、水疱(すいほう)とよばれる水ぶくれや、赤い斑点である紅斑(こうはん)などが皮膚に現れ、強い痛みを伴います。
そして水疱は自然につぶれて乾き、また赤い斑点も徐々になくなっていき、完治までには通常約3週間ほどかかります。
しかし、傷口から雑菌が侵入したりなどして悪化すると、完治まではそれ以上の期間がかかり、さらに跡が残る可能性もあるので注意が必要です。
帯状疱疹が2回目発症する原因は?
帯状疱疹は一度感染すると免疫がつくため、2回なるということはあまりありません。
ですが、100人~200人に1人程度の割合で、2回なってしまうという人がいるとも言われています。
2回目の帯状疱疹は、1回目と同じ場所に症状が現れることが多いようです。
そして帯状疱疹に2回もなってしまうのは、
- ダイエットなどによる栄養不足
- 睡眠不足
- 過労
- 過度なストレス
- 膠原病などの病気の治療
- 服用中の薬
これらなどによって、ウイルスに抵抗する力である免疫力が落ちてしまうことが原因となるようです。
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帯状疱疹が2回目の場合の対処法
食生活を改善
帯状疱疹が2回目の場合、食生活を改善し、免疫力を高めることが大切です。
ダイエットで食事を取らなかったり、好きなものばかり食べたりしていると、栄養不足になって免疫力が低下してしまいます。
そして免疫力が低下してしまうと、お話死した通り帯状疱疹になりやすい状態になってしまいますので、食事はバランスよく、しっかり取るようにしてください。
睡眠不足を改善
2回目の帯状疱疹が出た場合、睡眠不足なのであれば改善し、免疫力を高めるようにしてください。
夜遅くまで起きているなどして睡眠不足になると体が弱り、体の機能を支配している「自律神経」のバランスが崩れて、免疫力も低下してしまいます。
なので、早寝早起きを心がけるようにして睡眠不足を改善していきましょう。
しっかり休息を取る
2回目の帯状疱疹が発症する原因として、過労という場合もあります。
この過労によって自律神経のバランスがくずれ、免疫力が低下して、帯状疱疹を引き起こします。
なので帯状疱疹が2回目という場合は、しっかりと休息を取って、免疫力を高めることを意識してください。
笑って過ごす
2回目の帯状疱疹の場合、笑って過ごすことで免疫力を高めるのもオススメです。
笑うことで免疫力を高められるということは、数々の医学的実験で証明されていいます。
具体的には、笑うと「NK細胞」という免疫機能を持つリンパ球の一種が活発になることで、免疫力が高まると言われています。
さらに笑うことは、ストレスを抑える「セロトニン」という物質の分泌を促す効果があるので、ストレスを軽減して免疫力の低下を防いでくれます。
病院を受診
そして帯状疱疹が2回目の場合は、できるだけ早く病院を受診するようにしてください。
帯状疱疹が2回目の場合、膠原病などの病気の治療や、服用している薬が原因で免疫力が低下している可能性もあります。
そのような場合は自分で対処することは難しいので、病院で適切な処置をしてもらうようにしましょう。
まとめ
ひどい痛みを伴う帯状疱疹に2回もなってしまうのは辛いですよね・・・。
帯状疱疹が2回目の場合の対処法としては、まず免疫力を高めることです。
そして病院を受診するようにしましょう。
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