トマトを食べ過ぎて起こる症状8つ
トマトは緑黄色野菜なので、「食べ過ぎても問題ないのでは?」と思う人も多いかもしれませんが、実は食べ過ぎによって起こる症状もあるんです。
そこで今回は、トマトを食べ過ぎて起こる症状8つについて、ご説明していきます。
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目次
トマトを食べ過ぎて起こる症状
肌が黄色くなる
トマトにはリコピンという成分が含まれていて、メラニン色素、活性酸素などの成分を取り除く効果が得られ、美肌の元とも言われています。
私もトマトジュースが大好きで、毎日のように飲んでいる時期がありましたが、トマトを食べ過ぎると、「柑皮症」と言って、肌が黄色くなる症状が表れることがあります。
トマトを連日食べ過ぎた場合に、発症する危険性がありますので、注意してくださいね。
下痢になる
トマトは、身体を冷やしやすい野菜です。
なので、大量に食べるとお腹を冷やしてしまい、さらに水分も多いため、下痢になりやすいと言われています。
サラダなど、トマトは生で食べることも多いですが、1度に大量に食べることは避けてくださいね。
身体を冷やす
先ほどもお話した通り、トマトには身体を冷やす作用があります。
ちなみに、夏野菜は身体を冷やす効果があるものが多いので、なすやきゅうりなどもそれに当たります。
代謝が悪くなる
トマトは身体を冷やすため、食べ過ぎると代謝が悪くなる傾向があります。
代謝が悪くなると、ダイエットにもよくありません。
トマトは適量ならカロリーも少なく、成長ホルモンをトマトの成分がサポートしてくれることから、ダイエットにも効果的と言われていますが、食べ過ぎることで逆効果になってしまうので、要注意ですね。
逆流性食道炎
トマトを食べ過ぎてなる症状に、逆流性食道炎があります。
逆流性食道炎とは、胃液や胃の内容物が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起こる病気のことを言います。
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そもそも胃液は大変強い成分でできていますので、食道に逆流すると、粘膜が傷つき、炎症を起こしてしまうのですが、
さらにトマトには強い酸が含まれることから、食べ過ぎると逆流性食道炎を起こしやすくなります。
胆石(尿管結石・腎臓結石)
トマトに多く含まれるシュウ酸と体内のカルシウムが結合すると、シュウ酸カルシウムという物質ができます。
シュウ酸カルシウムは、胆石の原因になることがありますので、多量の摂取は控えた方がよいでしょう。
胆石の他にも、尿管結石や腎臓結石など、身体に石ができる病気になってしまう可能性があります。
副腎疲労を起こす
トマトにはカリウムも豊富に含まれていますので、カリウムの大量摂取により、副腎疲労を起こす場合もあります。
副腎とは、様々なホルモンを分泌するために必要な臓器の1つで、副腎疲労になってしまうと、血糖値の安定が取りにくくなってしまいます。
副腎疲労になると、満腹感が感じにくくなり、ついつい食べ過ぎてしまったり、疲れを感じやすくなるなど、体調不良が出てくることがあります。
低ナトリウム血症
トマトを食べ過ぎると、水分を多く摂りすぎるため、低ナトリウム血症になる危険があります。
低ナトリウム血症とは、血清ナトリウム濃度が135mEq/L未満の状態のことを言い、症状としては頭痛や発作などが、そしてひどくなると、肝臓や心臓に影響が出る場合もあります。
トマトは多くても1日3個まで!
トマトが大好きな人は、2~3個すぐに食べ切ってしまいますよね。
しかし、どんなに栄養満点で身体によいとされているトマトも、食べ過ぎては悪影響が出ます。
ただし、多くても1日3個までに抑えれば、体調不良の心配はそれほどないでしょう。
もちろんトマトと同じく、トマトジュースも飲み過ぎには注意が必要ですよ。
まとめ
トマトは野菜の定番とも言える、毎日の食卓には欠かせない野菜です。
なので身体によいイメージしかない人も多かったのではないでしょうか。
トマトを食べ過ぎて起こる症状は、重い病気に通じるものもありますので、美味しく適量を食べるようにしましょう。
量さえ守っていれば、身体にとてもよい食べ物と言えますよ。
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